投資狂日記

自由を追求するブログ

考えごと

他人の見ている世界がどうなっているのかという視点

子供のころ、こんなことを考えていたことがある。 自分が見ている「赤」という色は、他の人にとっても同じように赤く見えているのか。 何を言っているんだと思うかもしれない。 つまり、自分にとって「赤」に見えるものが、他人には「青」に見えていて、それ…

パターン化したくなる心理

投資においては必勝法というものは存在しない。ある時に通用する方法があったと思っても、すぐに通用しなくなる。 それでも何かしらの法則やパターンを探し出そうとしてしまう。 書店に並ぶ投資本もそうだ。 その本の著者が実際にうまくいった方法をもとに書…

「プロジェクトX」の復活に思うこと

かつて人気番組だったNHKの「プロジェクトX」が18年ぶりに復活して、先日土曜日に放送された。 以前の「プロジェクトX」は、日本の戦後の焼け野原から復興し高度成長を支えた名もなき人々の物語で当時の中高年男性に支持された。一方、今回新たに始まるシリ…

他人から評価される労働、自分で評価する投資

最近は賃上げムードに包まれている。賃上げが労働者のモチベーション向上につながることも期待されている。 だが一方で、仕事へのやる気は驚くほど低いらしい。とくに先進国の中で日本はさらに低いという。他の国ではやる気がなくてもそれを表に出したら解雇…

応援したい気持ちを大切にする

先日、この春に高校へ進学する娘に入学祝として腕時計をプレゼントした。 プレゼントするにあたり、デザインなど本人の好みやこだわりもあることを踏まえて、ある時計ブランドを提案した。 それは「Knot(ノット)」という日本の会社の時計ブランドだ。 腕時…

本質の追求

今日から新年度が始まった。 それに合わせて何か新しいことを始めようとする人も多いはずだ。その始めることの一つとして投資がある。 新NISAも始まって、投資に対する関心はかなり高くなっている。情報もたくさん出回っていて、投資詐欺なども増えているよ…

健康食品で健康被害という皮肉

小林製薬の「紅麹」が世間を騒がせている。 紅麴を使ったサプリメントを摂取した人に健康被害が生じたわけだが、健康食品によって健康被害を発生させたというのは皮肉だ。 それにしても小林製薬の対応は迅速ではなかった。 非常時にこそその組織の本質が現れ…

「とりあえず」という言葉

飲み会で最初の注文は大抵「とりあえずビール」であることが多い。 この「とりあえず」という言葉を頻繁に使う人がいる。 「とりあえず」は、「急いで、間に合わせの処置として、さしあたって」という意味だ。だけどそこには微妙なニュアンスが含まれていて…

因果関係と相関関係

日銀がついにマイナス金利を解除し、金融正常化へ舵を切った。 果たしてこれまでの異次元な金融緩和は効果的だったのだろうか。 経済成長はずっと横ばいで賃金は上がらず景気は良くならなかった。 結果として国債残高が積み上がり、円安となった。輸入に頼る…

自分が何を望むか

働き方改革が叫ばれて、働く場所や時間が柔軟になりつつある。だが、逆に言えば家族や友人と過ごしたりする時間もすべて、働こうと思えば働ける時間になるということだ。それは時間をどう過ごすかということを常に自分で決めなければならないことでもある。 …

3.11とアカデミー賞

東日本大震災から13年経った。時の流れは速いものだ。まさに光陰矢の如し。 今日、第96回アカデミー賞の授賞式が米ハリウッドで開かれ、宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」が長編アニメーション賞に選ばれた。 私はこの映画を観ていないが、震災を経験し…

個人におけるPL思考とBS思考

PL思考とは、損益計算書(PL)上の指標、たとえば売り上げや利益の最大化を経営の目的とする考え方をいう。これに対してバランスシート(BS、貸借対照表)を重視するBS思考がある。これは企業の価値を最大化すること、すなわち企業が将来稼ぐキャッシュを最…

出生数が過去最少を更新

人口減少の傾向が止まらない。 出生数の減少ペースが想定より速く、このままだと2035年には50万人を割るという。 こうしたこともあって、人口減少に歯止めをかけるべく様々な政策を打ち出してきたがたいして効果がない。 そもそも、なぜ人口減少対策が行われ…

株式市場の楽観ムードは警戒サインでもある

株式市場では最高値更新が続き、強気の楽観ムードが出来上がりつつある。新聞の紙面にも「楽観」の文字が出てきている。 株価が上がれば気分がいいものだが、こういう楽観ムードには警戒しないといけない。 著名投資家ジョン・テンプルトンの有名な言葉を思…

日経平均株価史上最高値に思うこと

ついに日経平均株価がバブル時につけた最高値を更新した。今年中には上回るかなと思っていたが、意外とあっさり突き抜けてしまった。 さてこの歴史的といってもいい瞬間の後、今後はどうなるのかを考えることが重要だろう。 日経平均株価が上昇していること…

会計監査の質の低下がもたらすもの

このブログでも何度か言及しているが、私はかつて公認会計士を目指していた。その当時、公認会計士の知名度は高いとはいえず、そもそも会計そのものがマイナーな存在だった。今でもそうなのかもしれないが、公認会計士の独占業務として財務諸表監査という仕…

株価と景気

日経平均株価がバブル時に記録した最高値に迫ったこともあって、注目度も高くなっている。メディアもそれに反応してか、ニュース番組での報道も目立っている。 そしてよく目にするのが、街頭インタビューで「株価が上昇しているが、日常生活でその恩恵がある…

価格から価値への潮流

今日の日経新聞1面で「物価を考える」という連載記事を読んだ。 この記事によれば、リセール消費という潮流ができつつあるという。とくにZ世代でこの傾向が顕著で、買い物時に「価格が安いこと」を重視するのではなく、再販価値(リセールバリュー)を意識し…

米国株の強さはこのまま続くのか

米国株が強い。S&P500指数はついに5,000を突破した。急激な利上げをしても株価が上昇し続けるのだからいかに経済力が強いかがわかる。 こうした状況をみて、日本からも米国株への投資が人気化している状態だ。 問題は、こうした状態が続くのかどうかというこ…

TOB価格と企業価値

ベネフィット・ワンを巡るエムスリーと第一生命の買収合戦は第一生命に軍配が上がった。 エムスリーが提示したTOB価格が1,600円だったのに対し、第一生命は2,123円の提示だったことから結果はほぼ見えていた。 ただ、このTOB価格は妥当なのだろうか。エムス…

世界から見直されつつある日本

台湾のTSMCが熊本に第2工場を設けるらしい。 この背景にあるのは経済安全保障だ。半導体は重要な戦略的物資となり、その供給網を確保するため生産地を世界各地に分散させる一環で日本が選ばれている。米中対立が激しくなり、さらに台湾問題が絡んでいること…

「推し」がある幸せ

今日の日経新聞1面記事のよると、上場企業の自社株買いが過去最高らしい。余剰資金を株主に積極的に還元し、資金効率の改善を図っているという。 投資家からすれば喜ばしいことと思える一方で、それだけでいいのかという懸念もある。これまで何のためにせっ…

投資とは、投資商品を消費することなのか

あちこちで投資が話題になっている。新NISAをどう活用するか、何に投資すべきなのか、など本当に盛り上がりを感じる。 その一方で、ブームのようなある種の危うさも感じている。 そもそも「投資」というものをどう捉えているのだろう。 おそらく多くの人は老…

投資に運はつきもの、だが運頼みになってはいけない

投資は不確実な将来に賭けることでもあるからどうしても運に左右される。 投資において運の要素をどれくらい排除できるのだろう。 例えば、宝くじはほぼ運頼みだ。過去に高額当選が出た販売所で買いたくなる心理はわかるが、それで実際に当たる確率が上がる…

「時は金なり」を考える

「時は金なり」という言葉がある。元々はベンジャミン・フランクリンの”Time is money”を翻訳したものらしい。 その意味は、「時間はお金と同じく貴重なものだから、浪費することなく有意義に使うことが大切である」とされる。 だが、フランクリンの意図はや…

幸福の追求と生産性

年明けに放送されるNHKのBSスペシャル「欲望の資本主義2024」を昨日観た。通常なら元日に放送されるのだが、能登で大地震が発生したことで放送延期になっていたのだ。 今年は「ニッポンのカイシャと生産性の謎」というテーマだ。 かつて日本的経営と称賛され…

急いては事を仕損じる

日経平均株価がバブル後最高値を連日更新している。今後はバブル時最高値の3万8,915円に迫るかが注目されるようになるだろう。 年が明けて株式市場は活気づいている。これは新NISAが始まったことも大きく影響しているのかもしれない。この上昇機運に乗り遅れ…

完璧な日々とは

昨日、映画「PERFECT DAYS」を観た。主役の役所広司がカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した作品だ。 「PERFECT DAYS」(完璧な日々)とは何なのか。 それが気になっていた。 映画の公式ホームページにあるあらすじに 「こんなふうに生きて行けたなら」 と…

年明けに思うこと

2024年が始まった。 年齢を重ねると新年に思うことも変わってくる。 新たな年を迎えるということは自分の与えられた残りの時間が確実に減っていることでもある。 昨年もいろいろなことが世界中で起きた。 そんななかで無事になんとか生きていることはきっと…

自分の保有銘柄にみる今年の変化

今年もあとわずかとなり、どんな1年だったか振り返る。 投資運用については苦戦した1年だった。市場ではバリュー株・大型株が優勢で、私の保有銘柄は上昇するどころかジリジリと下げ続けた。 下げ続けるということは何かしらの理由があるはずだと考え、保有…