考えごと
私の買い物はもうほぼキャッシュレス決済にしている。クレジットカードのタッチ決済が普及したことが大きかった。 現金決済をしていた頃は、後で何に使ったか思い出すのにも苦労して金銭感覚に頼っていたが、クレジットカードの利用が増えたことでお金の使い…
世の中は争いごとだらけだ。 最近では日中関係でゴタゴタしている。 考えてみると、こうした争いごとの根本には縄張り意識がある。 ロシアのプーチン大統領はウクライナの領土を切り取って縄張りを広げようとしているし、アメリカのトランプ大統領は自国第一…
今日も相場を眺めながら、ふと思う。 市場とは、世界を映す鏡であるとともに、自分を映す鏡でもあるのではないか。 値動きそのものには善悪も意味もない。 そこに意味を求め、理由を探し、感情を動かしているのはいつも自分の側だ。 人々は「確実」を欲しが…
前回に続き、見限った投資先企業とその特徴。 今回はアンビスホールディングス。 ホスピス型住宅の最大手で、入居者に対し施設併設の訪問看護・訪問介護を提供し、訪問看護による診療報酬が収益の柱となる。高齢化社会が進み需要が増え続けるとみられており…
私は長期的視点で株式投資をするので株式の保有期間は比較的長いほうだ。それでもむやみに長期間保有しているわけではなく、保有する意義が薄れたと判断すればさっさと売却してしまうこともある。 過去にも株式を長期間保有できることを期待して取得したもの…
投資関連のブログを読んでいると、その読者から相談を受けてそれに答えていることがある。例えば、「資産○千万円あるがFIREしても大丈夫か」といったようなことだ。 こうした相談について丁寧に回答していることがほとんどだ。善意でしていることだから何ら…
国内では高市首相による台湾を巡る発言によって日中関係が冷え込み、経済的な影響が懸念されていることが盛んに報道されている。 だが今後もっと大きな混乱となりそうな火種が国外にある。 それは米国最高裁がトランプ関税に違憲判決を下す可能性があること…
高市政権の経済政策が明らかになった。だが肝心の物価対策はインフレを抑えるどころかむしろ助長しそうな気配だ。インフレになれば政府債務の負担が実質的に減少するのだから政治家にとって好都合となる。だがそれは国民生活の犠牲の上に成り立つものだ。そ…
年末が近づいて今年の流行語大賞が何か気になり始める。また同様に恒例行事である「今年の漢字」もこれから注目されるようになるだろう。 では私が考える「今年の漢字」は何か。 それは「米」だ。 まず第一に、物価高騰の象徴が米価格の高騰だった。備蓄米が…
昨日は株安・円安・債券安のトリプル安となった。 高市新総裁誕生前の円相場は1ドル147円ぐらいだったが、今では155円まで円安が進んだ。長期金利もじわじわ上昇し続けている。そして上昇の勢いがあった株価もここへ来てブレーキがかかった。懸念していたこ…
株式投資は先の見えない道を延々と歩いているようなものだ。 そして時には泥沼の悪路にはまり、時には気分爽快なバラ色の道を歩くこともある。 そして平坦な道が続き、みんなが安心して楽しくおしゃべりでもしながら歩いていると、突如落とし穴が現れる。多…
円安傾向が続いている。対ドルのみならず対ユーロでも下がり続けていて主要通貨の中では最も弱い。 これは高市政権の積極財政方針が影響している。経済財政諮問会議のメンバーに積極財政派が多く選ばれ、2025年度補正予算の規模が昨年より大きくなる可能性が…
様々なメディアでアナリストといったマーケットのプロと言われる人々によって今後の見通しやその背景などの予想が語られる。 そのいかにも論理的で緻密な分析に基づいた予測は説得力があり、こうしたプロの見解を参考にしている投資家も多いのだろう。 だが…
人はいつも安定を求めている。 安定しているということは将来予測が容易で対応しやすいからだ。でもその安定を求めているということは、逆にいえば現状は常に不安定で変化しているということでもある。不安定であるからこそ安定を求める。 安定していると思…
テスラの株主総会は、最高経営責任者であるイーロン・マスク氏に対する1兆ドル(約153兆円)規模の報酬案を承認したという。 1兆ドルの報酬・・・。 時価総額と事業目標の両方を段階的にクリアすることが前提のようだが、それにしても余りにも大きすぎて想像…
日経平均株価が動く上下の金額が大きくなっている。1,000円以上上がることもあれば1,000以上下がることも珍しくなくなった。 だがこれもよくよく考えてみれば当然のことだ。 日経平均株価が50,000円を超えた現在と、過去の10,000円や20,000円台の時とは水準…
日経電子版に興味深い記事があった。 『米国で「ブルーカラービリオネア」現象 AI発展で潤う肉体労働者』 米国では一般のホワイトカラーの稼ぐ機会が減少する一方で、ブルーカラーへの需要が高まってその収入が増えているという。さすがにビリオネアというの…
アスクルがサイバー攻撃を受け、その影響が深刻になっている。アサヒグループもそうだ。 サイバー攻撃によって個人情報などが流出すれば被害がさらに広がる可能性が高まるし、企業の信用問題にもなる。そして解決までに時間がかかるとなれば業務が滞り、業績…
今日も日経平均株価は上昇している。だが私の保有銘柄はそうではない。他にチェックしている候補銘柄も同様だ。よくよく見てみれば東証株価指数TOPIXはマイナスだったりする。 日経平均株価は上昇しているのにTOPIXは下落という乖離がしばしば起こり、日経平…
街を歩いていると様々な変化に気付く。その変化から投資のヒントになることもあるのでいろいろ観察することにしている。 最近も近所ではチェーン展開している紳士服店が閉店して、その空いたテナントには新たにフィットネスジムがオープンするらしい。そこの…
高市新内閣が発足した。閣僚には積極財政派が多く配置されており、高市氏が言うところの「責任ある積極財政」への意気込みが感じられる。 これを意識して株式市場はお祭り騒ぎとなっている。 だがこれがいつまで続くかはわからない。 着目すべきは為替市場と…
先日叔母が亡くなった。歳を重ねるにつれて身近なところで人が亡くなっていくことが増えていく。 私の母はその叔母としょっちゅう電話で話をしていて、プロ野球のことなどでおしゃべりすることを楽しんでいた。だがもう叔母から電話がかかってくることがなく…
日経新聞電子版で興味深い記事があった。 『OpenAI、NVIDIAと200兆円「循環投資」 ITバブル型錬金術に危うさ』 という記事だ。 オープンAIはAI分野で最も注目を浴びている企業といっていい。そのオープンAIが約200兆円のインフラ投資でいびつな取引を繰り返…
次期首相を決める臨時国会が近く招集されるが、それに向けて各党の駆け引きが行われている。どんな政権になったとしても何らかの経済対策が打たれることになるのだろう。 でもそれで劇的に経済が良くなるわけでもない。 賃上げが物価上昇に追いついていない…
政治がますます混沌としてきた。 公明党が連立政権から離脱するという事態になり、自民党新総裁の高市氏が首相になれない可能性も出てきた。市場も反応して日経平均先物は45,200円まで大幅下落。国債も売られてさらに円安というトリプル安もありうる。 でも…
不正会計の発覚により上場廃止になったオルツの元社長ら4人が金融商品取引法違反の容疑で逮捕された。 この事件について、今日の日経新聞電子版ではオルツの不正会計を内部告発していた人物へのインタビュー記事が記載されている。この記事への反響は大きい…
先日、財務省が30年物国債の入札を行ったが、無難な結果になったようだ。自民党の新総裁に高市氏が選ばれたことで財政拡張が意識され、入札結果に警戒感が高まっていたので注目していた。足元の金利上昇を反映して表面金利も上昇し、それが投資家にとって妙…
自民党の新総裁が高市氏に決まった。「責任ある積極財政」を掲げる同氏に注目が集まり株式市場は大幅上昇、為替は円安で反応し、長期金利には上昇圧力がかかっている。 ところで「責任ある積極財政」とは何なのか。 おそらくはアベノミクスが念頭にあるとい…
いまいち日本経済に活力がないのはなぜなのか。 思うに、お金を獲得することや貯めることにばかりに注力してしまっているからではないか。現実に生活が苦しい人々が多くいることも確かだが、同時に必要以上にお金を貯め込んでいる人も多い。とにかく多く稼い…
ニデックの不適切会計問題が波紋を広げている。 6月に有価証券報告書の提出期限について延長申請しており、先日ようやく提出した。だが、ニデックを監査するPwCジャパンは、十分な監査証拠が得られなかったとして有報の適正性について「意見不表明」とした。…