投資狂日記

自由を追求するブログ

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「推し」がある幸せ

今日の日経新聞1面記事のよると、上場企業の自社株買いが過去最高らしい。余剰資金を株主に積極的に還元し、資金効率の改善を図っているという。 投資家からすれば喜ばしいことと思える一方で、それだけでいいのかという懸念もある。これまで何のためにせっ…

配当は株価の安定装置

株式投資における配当の位置づけにはいろいろな考え方がある。 成長性を重視するなら配当するのではなくすべて内部留保に回し、事業への投資を通じて企業価値を増大させ株価上昇によって投資家に報いるべきとされる。 逆に言えば、成長性がそれほど見込めな…

運用状況(2024/1/28時点)

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ

投資狂インデックス30の推移(2024年1月)

1月最終金曜日の投資狂インデックス30は113.12。日経平均株価は基準日の2022年12月30日を100とすると2024年1月最終金曜日で137.01。 投資狂インデックス30は先月から下落したが、日経平均株価は先月からは上昇。 昨年末から両者の差が一段と開いている。依然…

JPXプライム150指数に連動するETFが登場

先日、JPXプライム150指数に連動するETFが上場した。銘柄名は「iFreeETF JPXプライム150」(証券コード2017)だ。 JPXプライム150指数は、東証プライム市場に上場する時価総額上位銘柄を対象に、財務実績に基づく「資本収益性」と将来情報や非財務情報も織り…

投資とは、投資商品を消費することなのか

あちこちで投資が話題になっている。新NISAをどう活用するか、何に投資すべきなのか、など本当に盛り上がりを感じる。 その一方で、ブームのようなある種の危うさも感じている。 そもそも「投資」というものをどう捉えているのだろう。 おそらく多くの人は老…

資本コストと株式益回り

東京証券取引所が要請した「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応」によって、各企業は資本効率の改善に動き出している。投資家としてもこうした動きに反応して、改革の成果がありそうな企業を投資候補として見つけ出したいところだ。 問題は資…

運用状況(2024/1/21時点)

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ

投資に運はつきもの、だが運頼みになってはいけない

投資は不確実な将来に賭けることでもあるからどうしても運に左右される。 投資において運の要素をどれくらい排除できるのだろう。 例えば、宝くじはほぼ運頼みだ。過去に高額当選が出た販売所で買いたくなる心理はわかるが、それで実際に当たる確率が上がる…

ETFやREITの活用

これまでほぼ個別株に集中して投資してきた。ただ新NISAが始まったこともあり、その方針を本格的に見直そうかと思っている。 私は長期保有を前提としているので、投資する企業は財務内容が健全であることや事業に成長性があること、そしてその成長に持続性が…

「時は金なり」を考える

「時は金なり」という言葉がある。元々はベンジャミン・フランクリンの”Time is money”を翻訳したものらしい。 その意味は、「時間はお金と同じく貴重なものだから、浪費することなく有意義に使うことが大切である」とされる。 だが、フランクリンの意図はや…

運用状況(2024/1/14時点)

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ

幸福の追求と生産性

年明けに放送されるNHKのBSスペシャル「欲望の資本主義2024」を昨日観た。通常なら元日に放送されるのだが、能登で大地震が発生したことで放送延期になっていたのだ。 今年は「ニッポンのカイシャと生産性の謎」というテーマだ。 かつて日本的経営と称賛され…

急いては事を仕損じる

日経平均株価がバブル後最高値を連日更新している。今後はバブル時最高値の3万8,915円に迫るかが注目されるようになるだろう。 年が明けて株式市場は活気づいている。これは新NISAが始まったことも大きく影響しているのかもしれない。この上昇機運に乗り遅れ…

完璧な日々とは

昨日、映画「PERFECT DAYS」を観た。主役の役所広司がカンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞した作品だ。 「PERFECT DAYS」(完璧な日々)とは何なのか。 それが気になっていた。 映画の公式ホームページにあるあらすじに 「こんなふうに生きて行けたなら」 と…

運用状況(2024/1/7時点)

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ

(銘柄チェック)【3925】ダブルスタンダード/主要取引先との契約終了による業績への懸念は払拭できるか

【事業内容・特色】 企業向けビッグデータの生成・提供と、データ生成過程で培った技術を生かしたサービスやシステム開発を手掛ける。 主要取引先である大和リビング株式会社との契約について、2025年3月31日をもって概ね終了する見込みと発表。その後、SBI…

今年は「PBR」より「資本コスト」に注目か

2023年は東京証券取引所が「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」という要請を行った。そのなかでPBR(株価純資産倍率)に言及があり、低PBRを改善することが大きなテーマとなった。 だがPBRの改善というのは局所的なものでしかない…

年明けに思うこと

2024年が始まった。 年齢を重ねると新年に思うことも変わってくる。 新たな年を迎えるということは自分の与えられた残りの時間が確実に減っていることでもある。 昨年もいろいろなことが世界中で起きた。 そんななかで無事になんとか生きていることはきっと…