投資狂日記

自由を追求するブログ

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

株式市場の新陳代謝

このところMBOが相次いでいる。会計不正の不祥事発覚から迷走した東芝をはじめ、大正製薬やベネッセ、シダックスなどもMBOによって株式市場から退出することになる。 MBOする理由は、短期的な株価変動や株主からの圧力などから解放されて中長期的な視点で事…

無駄を許容できる余裕

最近は生産性や効率性が求められ、コスパのみならずタイパが重要視されている。そこでは無駄なものは徹底的に排除されるようになる。 無駄は本当に無駄なのか。 無駄とは、効果がないことや役に立たないことを意味している。 でも無駄が役に立っていることも…

運用状況(2023/11/26時点)

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ

投資狂インデックス30の推移(2023年11月)

11月最終金曜日の投資狂インデックス30は113.79。日経平均株価は基準日の2022年12月30日を100とすると11月最終金曜日で128.86。 先月から大幅上昇。金利上昇が落ち着いてきたことが大きい。景気や為替などまだまだ波乱要因はあるが、年末に向かっていい流れ…

自分の分身としてのお金

投資をするのはお金を殖やしたいからだ。 そして投資によってお金に働いてもらおうと考えるわけだ。 お金に働いてもらうということは、お金を自分の分身とみなすことでもある。 お金という自分の分身が働いて稼いできてくれることを期待しているのだ。 これ…

種蒔きと収穫

今年は秋らしさを感じる時が短いまま冬になってしまいそうだ。 秋は実りの季節でもあり食べ物がおいしくなる。こうしたおいしい食物を収穫できるのは種蒔きをしていたからだ。当たり前のことだけど、種蒔きをして丁寧に育てた結果、作物が収穫できる。だが、…

「無配は成長のため」は本当か

成長企業においては、利益で得た資金を配当として社外流出させるのではなく事業へ再投資したほうがよいというのが理論的に正しいとされている。 たしかに理屈の上ではそうだろう。 だが、現実の株式投資においてこれが本当に当てはまっているといえるのだろ…

運用状況(2023/11/19時点)

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ

SHOEIの決算を紐解く

私の保有する銘柄の一つであるSHOEIが2023年9月期決算を発表した。 第3四半期決算以降株価はダラダラと下げ続けていたものの、本決算発表前は逆にじりじりと値を上げてきていた。だが決算が発表されると株価は急落し、その後も軟調な状態が続いている。 これ…

決算前後の株価は当てになるのか

決算発表が続いているなか、その内容で株価が動く。普通は業績が良ければ株価が上がり、悪ければ下がると考える。 だが、決算内容が良かったからといって株価も上昇するとは限らない。また、決算内容が悪かったからといって株価が下がるとも限らない。 これ…

ファジーからクリアーな世の中へ

かつて「ファジー(fuzzy)」という言葉が流行った。1990年の流行語大賞にもなっている。 この「ファジー」とは、曖昧なさまやぼんやりしたさまを意味し、境界が曖昧ではっきりしていない様子を表す言葉だ。 ファジーという言葉が流行ったのはまさにベルリン…

運用状況(2023/11/12時点)

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ

気づきと運

先日、保有銘柄の一つであるローランドが第3四半期決算を発表した。好業績だったこともあって、翌日の株式市場ではストップ高となった。 私はこの決算発表のだいぶ前にローランド株を買っていたわけだが、ストップ高になるとうことは決算内容が公になってか…

継続すること、諦めること

株式投資を長年していても、いまだに株式を売ることについては苦手意識がある。 この苦手意識が頭にあるからなのか、私の株式投資での究極目標は「売る必要のない株式を取得すること」にある。 売る必要のない株式とは、「成長し続けることで利益を積み上げ…

株式投資における「勝ち」と「価値」

株式投資において「勝ち」とは何を意味しているのか。 おそらく儲けたときに勝ちで、損したときが負けというものだろう。 でもこれがくせ者だ。 例えば、売買で1,000円の勝ちを99回したとしてもたった1回の売買で100,000円負けた場合はどうか。 勝率では9割9…

運用状況(2023/11/5時点)

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ

感情の揺れと株価

米連邦準備理事会(FRB)は米連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利を据え置いた。他に米経済指標が賃金インフレの鈍化を示したことも加わり、米金融引き締めが長引く警戒感が和らいだ。今後の利上げが終わるかもしれない気配から米国株は続伸した。日経平均…

ホテル・カリフォルニア的金融政策

昨日、日銀は金融政策決定会合で長短金利操作(YCC)の再修正を決めた。そしてこれから米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えている。インフレが進む世界での金融政策が注目され、中央銀行総裁の言葉一つ一つからその意図を読み取ろうと躍起になって…