考えごと
テスラの株主総会は、最高経営責任者であるイーロン・マスク氏に対する1兆ドル(約153兆円)規模の報酬案を承認したという。 1兆ドルの報酬・・・。 時価総額と事業目標の両方を段階的にクリアすることが前提のようだが、それにしても余りにも大きすぎて想像…
日経平均株価が動く上下の金額が大きくなっている。1,000円以上上がることもあれば1,000以上下がることも珍しくなくなった。 だがこれもよくよく考えてみれば当然のことだ。 日経平均株価が50,000円を超えた現在と、過去の10,000円や20,000円台の時とは水準…
日経電子版に興味深い記事があった。 『米国で「ブルーカラービリオネア」現象 AI発展で潤う肉体労働者』 米国では一般のホワイトカラーの稼ぐ機会が減少する一方で、ブルーカラーへの需要が高まってその収入が増えているという。さすがにビリオネアというの…
アスクルがサイバー攻撃を受け、その影響が深刻になっている。アサヒグループもそうだ。 サイバー攻撃によって個人情報などが流出すれば被害がさらに広がる可能性が高まるし、企業の信用問題にもなる。そして解決までに時間がかかるとなれば業務が滞り、業績…
今日も日経平均株価は上昇している。だが私の保有銘柄はそうではない。他にチェックしている候補銘柄も同様だ。よくよく見てみれば東証株価指数TOPIXはマイナスだったりする。 日経平均株価は上昇しているのにTOPIXは下落という乖離がしばしば起こり、日経平…
街を歩いていると様々な変化に気付く。その変化から投資のヒントになることもあるのでいろいろ観察することにしている。 最近も近所ではチェーン展開している紳士服店が閉店して、その空いたテナントには新たにフィットネスジムがオープンするらしい。そこの…
高市新内閣が発足した。閣僚には積極財政派が多く配置されており、高市氏が言うところの「責任ある積極財政」への意気込みが感じられる。 これを意識して株式市場はお祭り騒ぎとなっている。 だがこれがいつまで続くかはわからない。 着目すべきは為替市場と…
先日叔母が亡くなった。歳を重ねるにつれて身近なところで人が亡くなっていくことが増えていく。 私の母はその叔母としょっちゅう電話で話をしていて、プロ野球のことなどでおしゃべりすることを楽しんでいた。だがもう叔母から電話がかかってくることがなく…
日経新聞電子版で興味深い記事があった。 『OpenAI、NVIDIAと200兆円「循環投資」 ITバブル型錬金術に危うさ』 という記事だ。 オープンAIはAI分野で最も注目を浴びている企業といっていい。そのオープンAIが約200兆円のインフラ投資でいびつな取引を繰り返…
次期首相を決める臨時国会が近く招集されるが、それに向けて各党の駆け引きが行われている。どんな政権になったとしても何らかの経済対策が打たれることになるのだろう。 でもそれで劇的に経済が良くなるわけでもない。 賃上げが物価上昇に追いついていない…
政治がますます混沌としてきた。 公明党が連立政権から離脱するという事態になり、自民党新総裁の高市氏が首相になれない可能性も出てきた。市場も反応して日経平均先物は45,200円まで大幅下落。国債も売られてさらに円安というトリプル安もありうる。 でも…
不正会計の発覚により上場廃止になったオルツの元社長ら4人が金融商品取引法違反の容疑で逮捕された。 この事件について、今日の日経新聞電子版ではオルツの不正会計を内部告発していた人物へのインタビュー記事が記載されている。この記事への反響は大きい…
先日、財務省が30年物国債の入札を行ったが、無難な結果になったようだ。自民党の新総裁に高市氏が選ばれたことで財政拡張が意識され、入札結果に警戒感が高まっていたので注目していた。足元の金利上昇を反映して表面金利も上昇し、それが投資家にとって妙…
自民党の新総裁が高市氏に決まった。「責任ある積極財政」を掲げる同氏に注目が集まり株式市場は大幅上昇、為替は円安で反応し、長期金利には上昇圧力がかかっている。 ところで「責任ある積極財政」とは何なのか。 おそらくはアベノミクスが念頭にあるとい…
いまいち日本経済に活力がないのはなぜなのか。 思うに、お金を獲得することや貯めることにばかりに注力してしまっているからではないか。現実に生活が苦しい人々が多くいることも確かだが、同時に必要以上にお金を貯め込んでいる人も多い。とにかく多く稼い…
ニデックの不適切会計問題が波紋を広げている。 6月に有価証券報告書の提出期限について延長申請しており、先日ようやく提出した。だが、ニデックを監査するPwCジャパンは、十分な監査証拠が得られなかったとして有報の適正性について「意見不表明」とした。…
自民党総裁選挙が注目されている。だがこれまでほど関心をそそられない。各候補の主張はどうにも具体策が乏しく、また多方面から支持を得ようとするためか無難なところに留まってしまっている。少数与党ということもあって野党の意向も気にせざるを得ないの…
秋分の日が過ぎて一気に秋めいてきた。あの息苦しいほどの暑さが過ぎ去り、さわやかな風が心地いい季節がようやくやってくる。 この暑さは農作物の出来に大きな影響を及ぼすことになった。自然を相手にする農家は、望む品質で十分な収穫を得ることの難易度が…
将来の世の中はどうなるのか。 それをいくら予測したとしても実際にそうなるかわからない。だからといって全く何も考えずにのほほんと暮らしていても大丈夫とも言い切れない。 ドンピシャで将来を当てることは難しいとしても、なんとなくこっちの方向へ向か…
私が株式投資をしているのは経済的自立を目指しているからなのだが、そもそも「自立」とはなんだろうか。 自立とは、他者に頼らず自分で物事を行うことだ。頼らずというより何かに寄りかからずにといったニュアンスのほうがふさわしいかもしれない。何かに依…
株式投資において「勝ち負け」にこだわる人がいる。 取引ごとに利益が出れば「勝ち」、損すれば「負け」とカウントするわけだ。そして勝率何%とかアピールするのだ。でもこれはちょっと考えればおかしいことに気付く。例えば、100回の取引のうち99回勝った…
日経平均株価が最高値を更新している。これ自体は喜ばしいことであるが、一方で株高となっている割には日常生活にさほど影響がないと感じている人も多い。 これは単純に言えば株を持っていない人が多いからだ。 株を持っていないのだからいくら株高になろう…
海外から見れば、日本のあらゆるものが安く見えている。しかも質はいいものばかりだ。魅力的な観光地と美味しい食事、そして街は清潔で治安がいい。そんな日本が破格の値段で楽しめるのだから人気が出ないわけがない。これはアベノミクスによって異次元の金…
石破首相が退陣する。いっそのこと破れかぶれで衆院解散すればいいのにと思ったが、さすがにそこまでする破天荒さは持ち合わせていなかったようだ。 自民党の分裂を回避したかったようだが、もはや国民は自民党を冷ややかに見ている。次の総裁に誰がなっても…
昨年にこんな記事を書いた。 www.crazy-investor.jp 日経新聞電子版の記事によると、2025年の早期退職の募集人数は足元で1万人を超え、24年通年を早くも上回ったという。製造業を中心に管理職年代の削減が目立っているらしい。 世間で人手不足と言われている…
9月に入った。それでも残暑とはいえないほどの暑さが続いている。 9月というのは波乱が多いらしい。米株相場の平均騰落率を月別でみると9月が最悪というジンクスがあるという。 でも逆に見れば、下落したところを押し目買いするチャンスが来るということ…
私の娘はメダカを飼育している。学校でメダカの卵をもらったらしく、それを孵化させて今に至っている。2匹いたのだが今年初めに1匹が亡くなってしまい、残りの1匹がまだ元気に泳いでいる。 メダカの寿命は野生下だと1~3年で、飼育下だと長くて5年くら…
ピケティの「r>g」という不等式が話題になって久しい。資本によって得られる富つまり資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早いという実態を表した。 現在の日本ではインフレ下にあっても賃上げが思うように進まず実質賃金は一向…
未来がどうなると思うかと問われたら、多くの人はあまりいい世の中にはならないと答えるかもしれない。そういう悲観的な見方が投資を遠ざけることにつながる。なぜなら、投資は不確実な未来に賭けることであり、しかもその未来が明るいと思えるからこそだか…
大部分の人はお金が欲しいと思っている。そして「お金持ち」になりたいと思っている。 では「お金持ち」というのはどういう人をいうのか。 よくよく考えてみると「お金持ち」というのはお金そのものよりもお金を生む資産を持つ「資産持ち」だ。土地や建物な…