栄枯盛衰。 大企業とて例外ではない。 その一つは東芝だ。日本の代表的な総合電機メーカーだった東芝は、不正会計という不祥事が発覚してからそのガバナンスが杜撰であることが露呈し、もはや末期的な症状となっている。結局分割することで生き残る道を探る…

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ ＜現物株 評価損益率＞ コムチュア 1,800株 330.26%エーアイテイー 6,200株 231.29%芝浦電子 300株 104.26%マークラインズ 1,300株 27.19%カナミックネットワーク 4,600株 -24.07%アンビスホールディングス 400株 8…

累進課税は、高所得者に高い税率を課し、低所得者には低い税率を低くすることで富の再配分を実現しようとするものだ。負担能力に応じたものになり格差を生み出しにくいとされることから採用されている。 岸田政権はこの累進性を強化する方向にあり、今月行わ…

このところ株式市場がなんとなくモヤモヤして霞がかかっているような感じがする。日経平均株価が3万円に近付いているものの、突破するまでには行かず手前のところでグズグズしてしまう。 いい材料が見当たらないこともあるのだろうが、それでも大きく下げた…

脱炭素、デジタル化、5G、ESG、etc・・・。こうしたテーマについて私はあまり気にしていない。選んだ銘柄がたまたまテーマに沿っていたということはあるだろうが、まず注目するのはその企業そのものであって、テーマから企業を選ぶということはしない。 こう…

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ ＜現物株 評価損益率＞ コムチュア 1,800株 324.03%エーアイテイー 6,200株 237.53%芝浦電子 300株 107.30%マークラインズ 1,300株 43.37%カナミックネットワーク 4,600株 -18.61%アンビスホールディングス 400株 7…

決算説明資料などを読んでいると、「成長戦略」「事業戦略」など「戦略」という言葉が頻繁に使われている。企業の経営戦略のみならず、政治でもアベノミクスの3本の矢の一つは「成長戦略」という言葉が使われたし、何か物事を達成するには「戦略的思考」なる…

前回、「定数ではなく変数に力を注ぐ」ことについて書いた。 では、株式投資にこれを当てはめるとどうなるだろうか。 株式投資は株式の売買によって利益を得るので、必然的に「株価」をどう捉えるかが問題となる。 株価は刻一刻と変化し、その変化に投資家は…

TBSの「日曜日の初耳学」という番組で林修氏がインタビューするコーナーがあるのだが、昨日はマーケターの森岡毅氏が対談相手で非常に興味深い内容だった。 森岡氏はUSJの低迷していた業績を劇的に回復させたことで知られている。さらに丸亀製麺や西武ゆうえ…

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ ＜現物株 評価損益率＞ コムチュア 1,800株 334.62%エーアイテイー 6,200株 227.88%芝浦電子 300株 106.47%マークラインズ 1,300株 46.52%カナミックネットワーク 4,600株 -11.52%アンビスホールディングス 400株 6…

先日、アンビスホールディングスの2021年9月期決算が発表された。売上は前年比67.1％増、純利益は前期比2.1倍という急成長が続いている。そして2022年9月期の業績予想は、売上が41.4％増、純利益が25.7％増を見込んでいる。表面的には成長が鈍化するようにも…

先日、保有株の一つである芝浦電子が2022年3月期第2四半期決算を発表した。売上高は前年比37.2％増、純利益は前年の3.4倍と好調な結果。さらに業績予想を上方修正し、期末一括配当を増額することも発表された。この内容を好感して株価は急騰。保有株の含み益…

どうやら18歳以下に現金10万円が給付されるらしい。衆院選で公明党が選挙公約に掲げていたが、それが実現するようだ。 だが、この政策にはどれくらい効果があるのだろう。現金給付を受けてもほとんどが貯蓄に回ってしまうという懸念もある。実際そうする人が…

現在の運用状況は次の通り。※個人口座のみ ＜現物株 評価損益率＞ コムチュア 1,800株 326.52%エーアイテイー 6,200株 223.91%芝浦電子 300株 76.58%マークラインズ 1,300株 47.64%カナミックネットワーク 5,000株 -10.37%アンビスホールディングス 400株 47…

マークラインズが2021年12月期の第3四半期決算を発表した。 売上高は前年比29.2％増、純利益は44.6％増と素晴らしい内容。そして決算発表と同時に通期の業績予想も上方修正され、さらに配当予想も増加された。 自動車産業は半導体不足の影響を受けて減産する…

カナミックネットワークの2021年9月期決算が発表された。売上は前年比10.6％増、利益は22.6％増で着地し、概ね業績予想通りだった。 それよりも今後が気になる。新株予約権付社債を発行しM&A資金を調達したが、まだM&Aを実施する気配がない。決算短信での次…

衆院選が終わった。結果は絶妙な塩梅ではなかったかと感じている。 自民党は単独過半数を達成し安定した政権基盤を維持した一方で、大物議員が小選挙区で敗れるなど政権への批判もあり、政権にクギを刺すことで緊張感を持たせた形となったからだ。 また、立…