投資狂日記

自由を追求するブログ

コンビニの未来

コンビニ業界は変革期にあるようだ。人手不足が深刻になり24時間営業の見直しなど、従来のやり方では行き詰まるおそれが出てきた。

 

その一方で、Amazon Goのような無人店舗も登場しつつある。人手不足を解消するには無人あるいは省人の方向へ向かうのは必然だ。コンビニ大手がこうした無人化へ本当に向かうのか、また向かうのなら先行するのはどこなのか、それとも全く違う業種から新たに参入してくるのか、投資を考えるうえでも非常に興味がある。小売り業界は厳しい環境にあるが、コンビニは生活のインフラでもあり、コンビニの変化が今後の小売り業界全体をガラッと変えるきっかけにもなりうる。

 

コンビニというとどうしても個々の店舗に注目しがちだ。無人にするならレジの決済をどうするのかとか、万引き対策はどうするのかとかが気になるところではある。でも重要なのは、個々の店舗での商品発注はどうするのか、商品の配送をどうするのか、商品の消費期限などの管理はどうするのかなど、個々の店舗のみならず物流も含めた全体での仕組みのほうだ。コンビニはそうした仕組みに支えられている。

 

こうした仕組みは一朝一夕にできるものではない。だから異業種から新しく参入してくるのはなかなか難しいのではないかと思っている。参入してきたとしても多店舗展開にまで拡大できないのではないだろうか。やはり既存の大手コンビニが変化していく可能性が高い。

となると最大手のセブンイレブンがやはり有力なのだろうか。だが世の中は盛者必衰だ。最大手だからといって有利に事が運ぶとは限らない。

コンビニの未来を考えたらいい頭の体操になりそうだ。