投資狂日記

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金利上昇に打ち勝つ収益力があるかどうか

先週末に為替が大きく動いた。日米当局が為替介入の前提となるレートチェックを実施したという噂から急速に円高が進んだ。これを受けて週明けの日経平均株価は大きく下落している。また、報道機関の世論調査高市内閣の支持率が低下したことも影響しているかもしれない。

 

為替の変動は株価に影響を与えるが、より警戒しなければいけないのは金利上昇だろう。金利が上昇するということは、理論上株価の下落につながるからだ。

企業価値の評価方法であるディスカウント・キャッシュフロー法(DCF法)では、企業が将来生み出すキャッシュフローを現在価値に割り引くが、金利の上昇は割引率の上昇につながり、それが企業価値評価や理論株価を押し下げることになる。

 

こういう状況下では、金利の上昇に打ち勝つほどの収益を生み出せるかがカギになる。つまり将来キャッシュフローをいかに増加させることができるかだ。

成長企業と呼ばれていても、将来キャッシュフローを増大させられない企業は評価が下がっていくことになる。これからは企業ごとに優勝劣敗がいっそう明確になり、それが株価に反映されるようになるだろう。

 

これから決算発表シーズンになる。

今のところ政策期待から買われている企業もあるが、そういった一時的な要因ではなく、地道に収益力を身に着けてきた底力のある企業を再確認したい。