投資狂日記

自由を追求するブログ

忍び寄るAIの影響

世間は衆院選に注目が集まっているが、他方、AIについても負けず劣らず話題にならないことがない。

今日の日経新聞にもAIに関連する興味深い記事があった。それを読んだ後、株式投資における銘柄選別も変化せざるを得ないと感じる。

 

まず「SaaSの死」と呼ばれる現象だ。米国ではインターネット経由で業務ソフトウエアを提供するいわゆる「SaaS(サース)」企業の株価が軟調だという。これは企業向け業務ソフトがAIに代わることで陳腐化してしまい、事業モデルが揺らぐ懸念があるためだ。

SaaS企業は定額課金でサービスを提供するため収益が安定し、顧客が増えるほど収益も伸びてきた。だから投資対象として非常に魅力的だし、実際に高収益な優良企業も多い。しかしAIの登場で状況が一変してしまう可能性が出てきた。そもそもプログラミングすらAIがこなすようになればソフトウエア開発者の存在自体が危うくなる。

日本のSaaS企業についても同じことがあてはまる。

 

また、インターネット広告の制作や運用を広告会社に任せるのではなく自社で内製する動きが広がっているらしい。これもAIの進化が影響している。これまで広告会社に任せていたことをAIを使って自社で内製することで、広告会社に依頼すると数日かかっていたものが1日で可能になり、マーケティングデータが社内に蓄積され、コスト削減にもなる。こうなると広告会社のビジネスモデルも変化する可能性があるわけだ。

 

AIは確実に状況を変化させつつある。そしてこれまで有効だった手法が一気に崩れ去る可能性を考えないといけない。

自分が保有している銘柄や投資対象として考えている銘柄についても再点検する必要が出てくるだろう。

 

いつの世も盛者必衰の原理からは逃れられない。安定に安住しているといつのまにか没落することになる。長期投資しながらも常に変化しなければならない。このバランスをとることは難しい。