投資狂日記

自由を追求するブログ

投資にストイックさは必要か

ストイックとは、自分を律し禁欲的に行動することを意味している。最もわかりやすい例としては、プロ野球イチロー選手やサッカーのカズこと三浦知良選手のようなアスリートだろう。

 

このストイックという言葉はストア哲学に由来している。

本来のストイックの意味は、自己修練を通して賢者としての幸福を追求することだという。ストア哲学は勇気、忍耐、正義、知恵という4つの美点を掲げていて、困難には勇気を持って立ち向かい、正しい方法で忍耐を持って適切に対処し、自分が信じることに正義を持ち、広い心で知恵を身につけることを重視している。

 

こうした姿勢は、投資をするうえでも必要なのではなかろうか。偉大な投資家は少なからずこうした資質を身につけているような気がする。

 

投資は儲けたいという欲望が根底にあるが、その欲望のあまり情動に流されてしまうことがしばしばある。ときには株価の急騰によって気が大きくなってしまったり、またあるときは暴落による恐怖にかられて底値で売ってしまったりする。

儲けたいという欲望がありながら自分を律し禁欲的な行動が求められるという矛盾が投資を難しくさせる。

 

その矛盾に立ち向かい感情をコントロールするには日頃から自分を律して理性的に行動することだろう。

株式市場が暴落しても動揺せず、暴騰しても浮かれず、自分なりの方法を確立し、絶えず知識や知恵を磨き続ける。

 

そして継続すること。

ストイックさの根底には継続性があり、それが力になる。まさに「継続は力なり」なのだ。そう思うとブログを続けることにも意味がある。

自分はまだまだストイックとはいえないが、できるだけストイックでありたいと思っている。