投資狂日記

自由を追求するブログ

財務省の信用失墜で危惧すること

もはやうんざりしている財務省の森友問題。文書改ざんは許されるものではないが、このことによって財務省の信頼が地に落ち、それでより大きなことに影響が出るのではないかと危惧している。より大きなこととは日本の財政状況についてだ。

 

日本の財政が破綻するかどうかはともかく、借金が膨れ上がっているというのは確かだ。その財政悪化を改善するため増税するというのは庶民としては嫌なことであるものの致し方ないと思っている。子供たちの将来に負担を押し付けるようなことはしたくないからだ。だがこの財務省の信頼が失墜したことで増税への反感が高まり、財政再建が進まなくなるのではないか。消費税増税をなんとしても止めたいと思っている政治家もいるだろう。財政規律が緩んでいくきっかけになるのではないかと心配している。

 

さらに勘ぐって映画や小説にありそうなふうに考えてみると、増税を進める財務省への信頼を落とすために森友問題を利用している勢力があるのかもしれない。政治はパワーゲームだ。裏では熾烈な権謀術数が繰り広げられていてもおかしくはない。増税派と増税反対派、安倍支持派と反安倍派など様々な切り口がある。結局誰が得をするのだろう。

 

これだけ問題が長引くと、いろんなことを余計に考えるようになってしまう。妄想することもたまには面白いが、むなしさもつきまとう。