投資狂日記

自由を追求するブログ

上場しているのが不思議なゾンビ企業

今日の日経新聞夕刊の社会面で、飲食事業会社が粉飾決算していた疑いで強制捜査という記事があった。強制捜査を受けたのはグローバルアジアホールディングスという会社でジャスダックに上場している。

記事を読んでみてどんな粉飾決算なのか興味がわいたのでこの会社の過去の開示資料を見てみた。するとあまりにも問題がありすぎる会社ということが一目でわかる。取締役の辞任、訴訟の提起についてのお知らせ、会計監査人の異動、第三者委員会の調査などなどてんこ盛りだ。

社名も頻繁に変わり、事業内容も不透明で、なんでこんな企業が上場しているのか不思議に思う。

決算短信から粉飾がわかるか調べてみようと思ったけど、その前に開示されている第三者委員会による報告書を読み始めたら、なんだか時間の無駄に思えてきて結局やめてしまった。

それにしても、こんな企業でも存続しているということは上場企業というのを最大限利用したくて群がってくる人たちがいるのだろう。

不健全な企業は市場から退出してくれることを切に願う。