投資狂日記

自由を追求するブログ

輝きが色褪せた貴金属

私は金とプラチナの積み立てをしてきた。月にそれぞれ5,000円で合計10,000円の積み立てだが、かなり長い期間に渡っている。これは自分のためというよりも子供が将来成人したときにお祝いとして貴金属のジュエリーにでもしようと思っていたからだ。ジュエリーにしなくても貴金属のままプレゼントしてもいいのだが、よくよく考えてみれば税金などのやっかいな問題も生じうるし、そもそも娘たちが喜ぶかどうかもわからず、かえってその扱いに困るかもしれないと思うようになった。

 

さらに積み立てをしている間にプラチナの価格が低迷するようになってしまった。貴金属はインフレに強いとされるが、利息はないので持っていてるだけでは増殖しない。そういう意味でインフレ対策としても効果は限定的なものだ。

 

そんなこともあって、積み立ての見直しをすることにした。

まずは価格が低迷しているプラチナの積み立てをやめ、すべて現金化することにした。さいわい現金化してもドルコスト平均法のおかげか利益が出るし、その利益も税金がかからない程度なのでちょうどいい。金については当面積み立てを続けるが、金価格の動向も踏まえて継続するかどうかを見極めるつもりだ。

 

積み立てたプラチナは現金化すると結構まとまった金額になる。この資金はやはり株式などへの運用に使うのがいいだろう。インフレ傾向は続くだろうし、現金のままだとどんどんその価値が目減りしてしまう。

 

貴金属は実物資産として根強い人気があるけど、株式や不動産と比べるとやはり見劣りする。まあ仮想通貨よりはマシだろうが、私にとって貴金属の輝きはもう色褪せてしまった。