投資狂日記

自由を追求するブログ

不気味な円安

このところやけに円安が進んでいる。円安が進めば輸出企業にとって増益になることから株高になることが多い。今日の日経平均株価は上昇しているが、その要因の一つは円安にあるのだろう。

 

だが、最近の円安は日本経済にとってプラスなのだろうか。

先日、車のガソリンを入れてきたが、原油価格の上昇でガソリン価格は以前よりだいぶ値上がりしている。原油自体が値上がりしているうえに円安が重なっているのだから高くなるのも当然だ。このほかにも輸入価格は上昇圧力がかかるだろう。景気回復の実感がない中で賃金が上がらず、円安による輸入物価が上昇すれば生活を圧迫するのは目に見えている。

 

果たしてこの円安はもっと続いていくのだろうか。

もし円安が続けば日銀の動きに変化が起きるのだろうか。

株価は上昇しているものの、円安がボディブローのようにじわじわと経済を傷めていくことにはならないのだろうか。

 

なんとなくこの円安は嫌な感じがする。

気のせいであればいいのだが。