投資狂日記

自由を追求するブログ

日経平均株価が50,000円に到達

とうとう日経平均株価が50,000円に到達した。しかもあっさりと。

これは高市内閣への期待を示しているからだろう。

日経新聞世論調査によれば、50代以下の8割が支持しているという。特に30代以下の若い世代では石破内閣の倍近い支持率となっている。石破政権を支持しない層が国民民主党や参政党へと流れていったが、高市政権になって戻ってきているということもあるらしい。

 

一方、為替相場は円安傾向が続いている。円安は輸入物価の上昇を通じて国内のインフレ圧力となり日銀の追加利上げを後押しするが、高市政権がこれをどう思うか。

 

ともかく高市政権が打ち出す経済対策に期待が膨らんでいるが、高支持率が追い風になり政策が通りやすくなる可能性はある。それだけにもし期待に届かず失望が広がった場合は大きな反動が来るかもしれない。

 

特にガソリン暫定税率廃止の財源として金融所得課税の強化が検討されている。富裕層への課税が主な狙いなのだろうが、資産運用立国を掲げた方針に逆行するような動きには警戒したい。

 

市場は期待によって勝手に上昇していくが、一方で失望すればいとも簡単に手の平を返すものだ。期待感で一喜一憂せず、言葉ではなく行動を観察していくことで冷静に見極めたい。