子供たちは今日で夏休みが終わりで学校が始まる。新型コロナの影響で何もかもイレギュラーで誰もが対応力を試されている。
この短い夏休みで影響が大きいのは受験生だろう。
私の子供の小学校でも中学受験をする子供たちは大変に違いない。だが中学受験するのはいい学校に入っていい大学に進みいい就職先に就職するという親の考えが根底にある。だが、そうした考えが今後も通用するのかは甚だ疑問に思っている。
新型コロナによってこれまでの世の中の秩序が崩れ、ゆっくり進むと思われた変化が急速に進みつつある。仕事の仕方も変化し、求められることも変化している。となれば何をすればいいのか考えないといけない。
これは子供たちだけではなく大人も同じだ。
よく自己投資が大切といわれるが、そもそも自己投資で得たいものは何なのか。
英語?会計?プログラミング?コミュニケーション能力?
最近は雑談にすらノウハウがあるらしい。何気なくとりとめもない話をするのが雑談なのに、そこにノウハウを持ち込むことにどれだけの意味があるのだろう。
自己投資という名のもと何か努力することも大切だが、努力する方向を間違うと結局何も役立たず時間の浪費に終わる。
自己投資なんて堅苦しいことではなく、ただ自分が楽しいと思えること熱中できることに素直に目を向ければいいのではないか。
失った時間は戻ってこない。
私の子供たちは近所の絵画教室に通っていて、そこで絵を描いたり工作をすることが大好きだ。そして作品を自慢げに見せるうれしそうな表情をみて、楽しいこと面白いことに夢中になることの大切さを気付かせてくれる。