今日は世間で注目されているメルカリの決算発表があった。私は注目されすぎている企業へ投資することはあまりない。だがそれだけ注目されている企業の決算内容は気になって見てみた。
さすがに売上高の伸びはすごい。だが利益は出ていなかった。黒字化が期待されていたようだが、それほど甘くないようだ。それと営業キャッシュフローがマイナスになっている。純利益がマイナスであることもあるが、売掛債権や未収入金が前年より増加しているのが気になる。ビジネスモデルからこのようなことになるのかは詳しく調べていないのでわからない。
ただ言えることは、成長期待があるけど業績の中身からみて魅力的とは思えないということだ。投資するにはリスクは高い。
一方、私が注目している企業である芝浦電子の第１四半期決算が発表された。
売上高は前期と比べ12.4%増、営業利益は8.6%増だったが、経常利益が-0.8%で純利益が-3.2%と微妙な内容。詳しく見てみると前年には営業外収益に保険解約返戻金があり、営業外費用では前年より為替差損が大幅に増加していた。保険解約返戻金は一時的なものだし、為替差損も前年が少なかっただけで一昨年とあまり変わらない水準だった。
結論としてはまずまずの内容といっていいだろう。だが純利益が前年比マイナスであったことに市場は否定的に反応するかもしれない。明日もし株価が下落するようであったら追加取得のチャンスとみている。
