投資狂日記

自由を追求するブログ

いよいよサッカーワールドカップ本番へ

昨日、サッカーワールドカップカタール大会に臨む日本代表メンバーが発表された。ほぼ想定どおりの選考だったものの、一部には疑問の残るものでもあった。

 

サッカーは監督によって選手の好みが分かれる。スピードかパワーか、それともテクニックか、監督の戦術によって選手の起用方法が変わる。だから他人から見れば「なぜこの選手を使わないのか」という不満が必ずと言っていいほど生まれる。今回も結果が出ればそういう不満は打ち消されることになるが、もし結果が出なければ選手選考の時点から批判されるはめになる。

株式投資も人によってポートフォリオが異なる。どんな銘柄を選ぶかは投資家それぞれだが、結果はすべて投資家自身が背負わなければならない。その点でサッカー監督と投資家は似ているのかもしれない。

 

さて、今回は予選グループを突破して決勝トーナメントへ進出することができるだろうか。何といっても優勝経験があるドイツとスペインがいる。そしてコスタリカも侮れない相手だ。普通に考えればドイツとスペインが本命だが、かえって混戦になる可能性もあり、そうなると日本にも十分チャンスはある。特に今回は秋開催ということもあり、どの国も準備期間があまりなく、直前のテストマッチもままならない状態で本番に突入する。となれば番狂わせが起きる確率も高くなり、優勝候補といえども本調子が出ないまま終わってしまう可能性もある。

 

日本代表が決勝トーナメントに進出した大会ではいずれも前評判は良くなかった。南アフリカ大会のときは、病に倒れたオシム監督から引き継いだ岡田監督が率いていたが大会直前のテストマッチで負けが続いていた。前回のロシア大会のときは大会前にハリルホジッチ監督が解任され西野監督が急遽就任するなど混乱していた。その危機感がよい方向に向かったことで結果が出たといってもいい。

逆に期待感が大きかったときは惨敗に終わっている。ドイツ大会のジーコジャパンはチームがまとまらず、ブラジル大会のザックジャパンも調子が悪かった。

 

予想するのは難しい。投資と同じように、なにかやってくれそうな期待もあるが、惨敗で失望するという予感もある。だからこそワールドカップは面白いのだ。何が起きるかわからない。そのワクワクする時間がもうすぐやってくる。