読書の秋だが最近は本当に本を読むことが少なくなってしまった。本屋へ行っていろいろ物色するけど読みたいと思う本があまりないのだ。投資に関する本については特にそうだ。
だから過去に読んだ本をもう一度読んでみようと本棚を見渡した。いい本というのは確かに何度も読む価値があるものだ。
株式投資に関する本でもそうだ。
もし、他人に薦められる株式投資本を3冊挙げよといわれたらどの本を選ぶだろうか。
私なら以下の3冊を選ぶ。
「投資で一番大切な20の教え」ハワード・マークス著 日本経済新聞社
「株式投資の未来」ジェレミー・シーゲル著 日経BP社
「臆病者のための株入門」橘玲著 文春新書
「投資で一番大切な20の教え」は投資に対する考え方・投資哲学という点でとても優れた本だと思っている。バフェットが薦めるというのも納得できる。
「株式投資の未来」もよく良書に挙げられる。どういう企業が投資家に利益をもたらすのか膨大なデータをもとに考察している名著だ。
「臆病者のための株入門」は株式投資を始めようと思っている人向けに読みやすい本だ。
本棚をみれば他にもいいと思う本はたくさんあることに気付く。一度読んだ本をあらためて読むと以前と違った印象を受けるということが意外と多い。
投資は本から学ぶことが多い。だから選ぶ本によって投資の考え方が変わってくると思っている。ある投資家がどんな本を読んできたかを尋ねればその人が投資をどのように考えているかある程度知ることができるだろう。