投資狂日記

自由を追求するブログ

最近読んだ2冊の本

コロナ禍ということもありできるだけ在宅していることも多く、必然的に本を読む時間が増えている。

最近読んだのは以下の本だ。

 

ブロックチェーンがひらく「あたらしい経済」』  正田英樹, 田中貴規, 村上照明, 中城元臣, 安土茂亨, 株式会社chaintope 著 (幻冬舎

 

ビットコインなど仮想通貨にどうしても注目が集まるが、その根底にあるブロックチェーンのほうが今後世の中を大きく変える可能性があると考えている。そこでブロックチェーンについての理解を深めるとともに、どのように世の中が変化する可能性があるのかを知るためにこの本を読んだ。

 

そしてもう一つ、好きな作家である橘玲氏の新著を読んだ。

 

『無理ゲー社会』  橘玲 著 (小学館新書)

 

「自分らしく生きる」ことが求められるが、誰もが自分らしく生きられるわけではない。その残酷でもある今の社会状況をクールな文体であぶり出している。自由で公正な社会という理想を目指してきたが、それによって知能格差が経済格差となって行き辛い世の中になっていくという指摘は興味深い。今、資本主義に否定的な論調が目立ち始めているが、それは社会が無理ゲー化したことの現れなのかもしれない。

 

格差が広がる残酷な社会でブロックチェーンという新技術が世の中にどのような影響を与え社会を変化させうるのか。

今後の社会の変化については、投資するにあたって考えておく必要があると思う。