投資狂日記

自由を追求するブログ

焦りからの解放

株式投資をしていると「稼がなくては」という焦りが生じることがある。サラリーマンを辞めて自分の資産運用で食っていくようになった当初はまさにそうだった。

月に稼ぐのは最低いくらだというのが常に頭にあって、それが達成できずにいると恐怖心が出てきてさらに焦り出すのだ。

 

だが最近はそんな焦りがなくなった。完全ではないけれど、自然と気にならないようになっている。特段運用がうまくいっているという感覚はないのに、資産額は思いのほか減っていない。昨年末は株式市場が急落し、自分の株式資産も大幅に目減りしたのだが、不思議と狼狽しなかった。

 

焦りがなくなってきた要因はなんなのか。

十分とは言えないが配当金が定期的にあるというのはやはり心強い。そして年々配当金収入が増えてきていることも大きい。このベースがあるため株式の売買頻度が減り、落ち着いて取引できるため、売買でも利益を得られることが圧倒的に増えた。

今後も配当金収入が増えてくれば、ますます焦りから遠ざかることになる。

 

むろん、今後も大きな暴落がやってくるはずだ。その時には再び焦りに襲われるかもしれない。それでもなんとかやっていけそうだという妙な楽観がある。

今までいろんなことがあったけど、それでもここまでやってこれた。

そういう能天気さをもともと持っている。

懸命になってもダメなときはダメで、世の中の流れに身をまかせるのがいい。ただそのときも流れがどっちの方向に行くのかは冷静に考えないといけないと思っている。