投資狂日記

自由を追求するブログ

理想的な株式投資

株式投資をする動機は人によって様々だろう。そして理想の株式投資というのも人によって違うはずだ。

 

多くの人は売買によって大きく儲けることを理想としている。私もかつてはそうだった。だが今では配当金の利回りに重点を置くことに傾いている。

 

配当利回りといっても、投資する際に高い配当利回りの銘柄を選ぶというのではない。現在は配当利回りが低くても徐々に増配をしていく配当成長株を狙う。

 

そういう銘柄を保有し続けると、投資元本に対する配当利回り(YoC: Yield on Cost)が高くなっていく。YoCが10%を超えるような状態になれば含み益もかなりある状態だが、もはや売る必要がなくなってしまう。それが理想ではないかと思っている。

 

売却益で儲けることは気分がいいものだが、YoCが高い銘柄を保有することは安定感をもたらす。毎年配当金という収入を生み出し、さらにその金額が年々増えていくとなれば心に余裕が生まれる。相場が大きく荒れてもその企業の存続が危うくならない限り高い利回りの安定した収入をもたらすのだ。

 

今のところ保有株のなかでそういう状態になっているのはエーアイテイーだけだ。

こうした銘柄をもっと増やしていきたいが、理想にはまだまだ届かない。だがこの理想を追求していきたい。