投資狂日記

自由を追求するブログ

毛嫌いするグレーな企業

関西電力役員らの金品受領問題で会長が退任することなった。記者会見では続投の意思を示していたものの世間の批判を受けてか一転して退任に追い込まれた。

 

コンプライアンスの観点からすればアウトにも関わらず、なおも役職にしがみつくような姿は醜いとしか言いようがない。それが世間にも伝わり猛烈な批判となったのだろう。

 

それはさておき、こうした政治的利権に絡んだグレーな企業の株式には極力投資しないようにしている。今回の関西電力や原発事故を起こした東京電力のような電力会社が当てはまる。電力会社と同じような公共的事業としてはガス会社も該当する。公共的な事業は安定しているというメリットがあるが、安定しているがゆえに澱んで中身が腐っているリスクがある。そして何か突発的なことが起きると腐臭が一気に噴き出すのだ。

他に政治的利権に絡む企業といえば、ゼネコンをはじめとする建設業界もそうだ。たびたび談合や汚職事件が明るみになる。

 

こうした企業を毛嫌いするのは、今回の関西電力の役員のような人物が数多く生息していると思われるからだ。一般の従業員が真面目に働いている一方で、裏でコソコソ甘い蜜を吸いながら偉そうにふんぞり返っている厚顔無恥な人間が一番嫌いなのだ。