投資狂日記

自由を追求するブログ

都心のオフィス空室率5%超

東京都心のオフィスで空室率が上昇しているらしい。コロナ禍によって在宅勤務が広まり、IT企業を中心としてオフィスの解約が増えているという。

 

こうした傾向が今後も継続するのかどうか。

在宅勤務が増加したものの、自宅での仕事というのが集中できず案外難しく感じている人も多いような気がする。

すると、自宅から比較的近いところでのワークスペースに需要が増えるだろう。通勤というほど時間がかからず、仕事にも集中できる環境が整っている。これがオフィスでもなく自宅でもない第3の場所となる。スターバックスなどのカフェがある種こうした場所になっていた面もあるが、やはり仕事の場所とするには無理がある。

従来の大規模なオフィスを縮小して、住宅地に近いところに小規模なサテライトオフィスとして分散させるようなことが増えるかもしれない。コスト的にも家賃という固定費から使用時間に応じた利用料という変動費になることでメリットもある。

 

都心の空室率はIT企業の多い港区や渋谷区などで高いが、多くの大企業が本社を置く千代田区はそれほどでもないという。オフィス空室率の推移は、REITに投資するにあたって気になるところだ。ワークスペースもオフィスとは限らず、様々なところに設置されてきている。大規模なオフィスを所有するREITとともに中小オフィスを中心とするREITの動向にも注目していきたい。