LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)がティファニーを買収すると発表したが、高級ブランド企業は統合が進んでいる。
ルイ・ヴィトン、クリスチャン・ディオール、セリーヌ、エミリオ・プッチなどのブランドを抱えるLVMHをはじめ、グッチ、バレンシアガ、ボッテガ・べネタ、イブ・サンローランなどのケリング、そしてカルティエ、ダンヒル、クロエ、モンブランなどのリシュモンが代表的だ。ブランドは数多くあれど、企業数は少ない。
高級ブランド企業がなぜ商品をあんなに高額な価格で売ることができるのかについては、「ヴェブレン効果」と呼ばれる現象があるらしい。
通常は価格が上昇すれば需要が減少するが、超高級ブランドでは値段が上がると需要が減るどころか値段が上がれば上がるほど需要が上昇する現象が起き、これを「ヴェブレン効果」という。
これって株価の動きでもあるんではなかろうか。バブルなんて典型的だろう。
高級ブランド企業はこうした効果もあって高収益を誇っており、株価も上昇しているという。
ちょうどクリスマスの時期だが、ティファニーの指輪を買うよりLVMHのようにティファニー株を買うほうが賢明なのかもしれない。女性は喜ばないだろうけど。