経理関係の仕事をしている者からすれば、この早さ
は尋常ではない。決算といっても決算書のみならず開示資料も作成しなければならないし、監査法人の監査もある。
これだけ決算発表を早くするには、オペレーションを徹底的に標準化してシンプルにし、決算までにできることをほとんど終えているようにしないと到底間に合わない。
決算が早いということは知っていたが、その中身すなわち業績もいいということに驚く。売上の伸び率などは目覚ましいとはいえないが、着実に業績をのばしている。貸借対照表を見ると資産は現預金と建物がほとんどというシンプルさで、負債も借入金はなく自己資本比率も高く財務状況は極めていい。キャッシュフローも良好だ。
投資候補となるかはまだ判断できないが、もっと詳しく調べてみたい企業だ。