新型コロナウイルス対策の「まん延防止等重点措置」が21日をもって全面解除される。新規感染者はピークを超えて減少傾向にあり、「まん防」解除によって人の移動が活発になることで経済の好転が期待できる。とくにもうすぐ春休み期間になるので観光・レジャー関連は活発になる。
となれば、株式市場でも観光・レジャー関連銘柄の株価動向に注目が集まるだろう。ウクライナ情勢からの直接的な影響も少ないことも追い風といえる。
一方、感染者が減少傾向とはいえまだ高い水準にあり、減少ペースも緩やかなため、再び感染拡大の懸念も残る。新たな変異株の発生があるかもしれない。終息したかと思ったらまた感染拡大ということを繰り返しているので油断することはできない。
それでもやはり雰囲気は明るくなってきている。
寒さも和らぎ、桜も咲き始めた。
あとはウクライナ情勢次第だろうか。
穏やかな春休みになって、ゆっくり楽しめるように祈りたい。