投資狂日記

自由を追求するブログ

梅雨空の終わりが近づき株式の相場が晴れる時も近づく

東京都に緊急事態宣言が再び出されることになり、東京オリンピックについて首都圏では無観客開催となることが決まった。

 

これまでオリンピック開催か否か、そして開催しても観客を入れるのかどうかなど、はっきりしないことが多かった。日本の株式市場が海外に比べて勢いを欠く要因の一つにこのモヤモヤがあるのではないかと思っていた。

 

株式市場では不透明さが嫌われる。悪い材料であっても、それがはっきりしない状態よりはっきり明らかになったほうがはるかに好まれる。そのほうが次の対策を立てやすくなるからだ。

 

オリンピックが開催され、しかも無観客と決まったことでモヤモヤが晴れ、見通しが立ちやすくなったのではないか。これが株式市場の雰囲気を変える転換点になるかもしれない。

 

日経平均株価は今日も続落したが、あまり悲観的だとは思わない。

世界でインド型(デルタ株)が蔓延して感染者数が増加傾向にあるが、ワクチンが普及することで重症化するケースが減少し、1日当たりの死者数は減少している。これからは感染者数の推移ではなく、重症者数や死者数の推移を追っていくほうがいいのではないかと思う。

梅雨明けまであと少しだが、日本の株式市場もどんよりした状態から抜け出すのは近いかもしれない。