投資狂日記

自由を追求するブログ

新型コロナウイルスの残酷さ

志村けんさんに続き女優の岡江久美子さんが新型コロナウイルスによって命を奪われた。このウイルスの怖さを思い知るのと同時に、その残酷さがより一層悲しみを誘う。

 

ついこの間まで普通に生活していた人が、新型コロナウイルスに感染してあっという間に命を落とし、この世の人ではなくなってしまう。その最期を看取ることもできず、会えるのは遺骨となって戻ってきたときだ。生身の人間として存在していたのに、それが数日後にはもう遺骨となってしまうということが衝撃だった。

志村さんのときもそうだったが、テレビの中に映る笑顔の岡江さんとその岡江さんが遺骨となって戻ってきた中継映像に気持ちの整理がつかず、現実であることを受け入れたくない気持ちに現実であることを突き付けられる。あまりの現実の残酷さに感情が追い付かない。

 

通常なら亡くなってから火葬するまでは時間があり、その人との別れに対する心の準備ができる。だがこの新型コロナウイルスはそういう時間の猶予すら与えない。もし自分の身近なところで同じようなことが起きたら、その残酷さに耐えられるのだろうか。

 

そうした残酷さに直面しないためにも、自分にやれることを淡々とやるしかない。