投資狂日記

自由を追求するブログ

JACリクルートメントの2018年12月期本決算

JACリクルートメントの決算が発表された。だが決算が発表される前に取引時間中に持株500株のうち300株を売却した。業績自体は好調なのだが、それが今後も続くのか疑問に感じたからだ。

 

人手不足が深刻になるという状況は人材関連企業にとって追い風となると多くの人は考えるだろう。確かに人材関連企業の業績は好調だ。だが人手不足は人材関連企業においても影響があるはずだ。人材紹介などは人を介して行うものだから当然人手がいる。業績を拡大させるには人材を確保しなければならず、そのためのコストもかかる。とするなら、売上が増加する一方でコストも増加するため利益の伸びが期待するほどではないのではないか、と思ったのだ。

 

そして発表された決算はどうだったか。

売上高は前年比43.8%増と好調である一方、経常利益は4.6%増とあまり伸びていない。想定したとおりだった。売上総利益率が低下し、人件費が増加して利益を圧迫している。来期の業績予想では利益も伸びているが、果たしてどうなるだろうか。

 

これまで株価も思ったほど上昇してこなかったが、最近は上昇基調にあったのでこれを契機にひとまず利益確定した。この決算発表を受けて株式市場がどう反応するのか見守りたい。