プレジデントオンラインに面白い記事があった。
私も行列に並ぶのは嫌いだ。この記事にも書いてあるように”行列に並ぶ感覚が理解できない”のだ。
行列に並ぶことを厭わない人は、行列ができるほどだからその対象物に価値があると思うのだろうか。日にちや時間をずらして手に入れることができるならわざわざ並ぶ必要がないではないかと私は思ってしまう。
行列のみならず、そもそも人混み自体が苦手だ。先日のハロウィンの渋谷なんてまったく行きたいとは思わなかった。
人が集中するのは、当然人気があるからで、その人気につられてさらに人が集まってくる。この人が人を呼ぶ状態が嫌なのだ。
これは株式市場にも当てはまる。
人気が人気を呼んで株価がどんどん上昇していく。私はこういう株が苦手だ。むしろ全く目立たない地味な企業や人気から見放された企業が好きだ。投資という観点からすれば、こういう企業の株にこそチャンスがあると思っている。大勢の人が向かう方向とは逆の方向へ行く逆張りの発想だ。
人が群がるところを避け、自分が本当にいいと思うものを自分で見つける。みんなが楽観的になっているときこそ慎重になり、もっとも悲観的なときこそ強気になる。
行列に並ぶのが嫌いな人が投資するなら逆張り投資が向いている。
というより自然と逆張りになるに違いない。