投資狂日記

自由を追求するブログ

感情の振り子

サッカー日本代表がワールドカップで強敵コロンビアを打ち破りセネガルには2度リードを許しながら追いつく奮闘を見せ、日本のみならず世界中を熱狂させている。

 

大会前の評判はさっぱりで、私も3連敗するのではないかと予想していた。多くの人が期待しておらずさんざん罵詈雑言を浴びせていたにもかかわらず、この日本代表の戦いぶりをみて歓喜する姿をみるにつけ典型的な手のひら返しといわれている。私もそのうちの一人といっていいだろう。

 

こうした感情の揺れ動きは振り子のようだ。

ひとたび悲観に傾くととことんその極みまでいき、そこで予想や期待に反することが起きると一気に反対に動き楽観へと向かう。ちょうど今頃は悲観と楽観が五分五分ぐらいのところに来ていて、楽観方向へもっとも勢いのある時期かもしれない。

 

株式市場でも同じように感情の振り子がある。悲観から楽観へ、楽観から悲観へ動くたびに翻弄される。だからいつもこの振り子がどこにいるのかを考えるようにしている。株価チャートは感情の動きでもあり、ボラティリティー・インデックスは投資家の脈拍なのだ。

 

さて、日本代表がグループリーグを突破して決勝トーナメントに進出したとき、楽観の極みに到達するのだろうか。それともすでに楽観の極みでポーランド戦で悲劇が待っているのだろうか。

感情が揺さぶられる日々が続きそうだ。