投資狂日記

自由を追求するブログ

金銭感覚

日常生活では無意識にあまりお金を使わないようにしている。収入が不安定になった一方、固定的な支出はこれまでとほぼ変わらないので他の変動的な支出についてコントロールしなくてはという強迫観念みたいなものがある。

 

ところが投資については、傍から見れば大胆な使い方だと思われるだろう。100万円ぐらいの金額を動かすのは平気になってしまった。投資を始めたころはそもそも資金が少なかったし、数万円で株を買うにも勇気が必要だった。今もこういった勇気は必要ないわけではないが、ある程度損失を受け入れられるし、またたとえ損をしても退場せざるを得ないようなリスクをとっていないこともある。

 

でも日常で買い物をするときと投資での感覚はやはり違う。例えば、今使っているスマートフォンの買い換えに数万円使うか迷っているが、株を買うのは大体100万円前後の金額サイズで考えて比較的あっさりと買付注文を出してしまう。

 

我ながら大胆な性格になったなと内心驚きつつ、投資を続けるうちに身に着いたことに気づいた。

それは価値を見極めてお金を使うということだ。

 

価値が増えると思えるものについては大胆にお金を使い、そうでないものについては慎重になる。株についても闇雲に買っているわけではなく、しっかり吟味したうえで価値が増加すると判断して買っている。

 

貯金するだけではこんな感覚は身につかない。

投資をすることで金銭感覚も磨かれるという効用があるのかもしれない。