投資狂日記

自由を追求するブログ

米中貿易摩擦

米中貿易摩擦への警戒感が晴れないでいる。トランプ大統領の強硬姿勢がこの不安感を呼んでいることは間違いないのだが、この不安が実現するものなのかどうかも怪しいような気もするのだ。

 

トランプ大統領がこのような強硬姿勢をとるのは、自分自身への支持率を上げ選挙で勝つためだ。だが一方で、貿易戦争に発展すればそれによって損害を被る人々もいるのも確かで、そういう人々は当然トランプ大統領を支持しないだろう。

 

そう考えるとトランプ大統領の強硬姿勢は実は表面的なもので、大げさに話しを打ち上げておいて関心を引きつつ、穏便なところで着地点を模索しているのではないか。

株式市場では上値が重くなり、悪くはない景気にわざわざ水を差すことはトランプ大統領からすれば選挙前にマイナスとなるはずだ。

 

それと米朝首脳会談もそうだが、今回の米中貿易摩擦も米国国内の関心を外に向ける意図があるとも考えられる。トランプ大統領にはロシアゲート疑惑があり、これについて不利な材料が選挙前に出てきてもらっては困るはずだ。

 

以上は単に勝手な想像でしかないが、米中貿易摩擦がより深刻になったとすれば、それによって相対的に得をするのは誰なのだろうか。

そんなことを考えながら、今の状況はひょっとしたら投資の仕込み時にあるかもしれないとぼんやり思った。