ここ数日、寒暖差が大きいためかのどの痛みが続き少し風邪気味だ。そんなこともあって今日は自宅で寝ころびながら「日経ヴェリタス」や「日経会社情報」をゆっくり読んでいた。
今日の「日経ヴェリタス」のトップ記事は、「隠れた『宝』の探し方」だ。投資のプロがどういうところに着目しているのか、という内容だった。
この前の個人投資家のツワモノについての記事といい、それぞれの手法なり着眼点があってとても興味深い。
当然ながら、私にも私なりの着眼点がある。
まず、「日経会社情報」では確認するところはほぼ決まっている。ROE、自己資本比率、キャッシュフロー、そして利益と配当の推移だ。
ROEはだいたい10%以上、自己資本比率は原則50%以上、キャッシュフローは営業・投資・財務のバランス、そして利益や配当の推移が順調に増加しているか否かを見る。これでふるいにかけると残るのはかなり少なくなる。
そのあと、その企業の事業内容を見るのだが、この事業内容がこれから投資するかの判断に大きくかかわるようになるのではないかと考えている。
上記の条件で残った企業は内需型が結構多いのだが、今後の日本は少子高齢化により人口が減っていく以上、単純な内需型ではジリ貧になっていくおそれがある。数年先までしか考えないのなら問題ないであろうが、私は10年、20年先も考えるので単純な内需型企業への投資は躊躇してしまう。
やはり海外へ出ていける企業が候補になりうるが、さらに海外へ出ているか出ようとしている企業へ製品やサービスを提供する企業も十分候補になる。
つまりは、日本のみならず海外でも必要とされる何かを持っている企業だ。
今日、寝ころんでみていた「日経会社情報」でいくつかの候補があった。そしてその株価も投資するのにまだ間に合う水準にある。
ただ「宝」かどうかは投資してみないとわからない。