投資狂日記

自由を追求するブログ

【銘柄チェック】上村工業(4966)

久しぶりの銘柄チェック。これからは記事の数をもっと増やしていきたい。

今回は上村工業(4966)に着目。

 

「めっき」に関するトータルソリューション企業。「めっき」というと「めっきがはがれる」ということわざがあるように「隠れていた本当の姿が現れる」という意味で使われる。これは昔の「めっき」がはがれやすかったことからできたことわざらしいが、現在の「めっき」は相当はがれにくくなっている。そのためか身の回りに「めっき」があふれていることに気付かない。「めっき」は地味な存在だが、電子部品や通信機器、機械部品など、先端産業に数多く使用されている必要不可欠な技術であることは確かだ。

その「めっき」に必要な薬品、装置、液管理装置の3つすべてを手がけており、業界でも数少ない企業であるところに強みがある。

 

業績面を見てみると、売上高は多少波があるものの着実に増加している。利益も増加は緩やかだが過去2年前ぐらいから増加幅が大きくなっている。ROEは10%以上あり、借入金も少なく自己資本比率が約77%と高い。営業キャッシュフローも安定しており、配当が増加傾向にあることからもキャッシュ創出力があることを示している。海外にも展開しており、現在の円安は業績にプラスか。

 

現在の株価水準は予想PERで10倍を下回っている。配当利回りは3%弱。過去のPER水準からすると現在はまだ割安といえるかもしれない。ただ、株式市場も気付きつつあり株価はじりじり上昇してきている。

比較対象となる企業としてJCU(4975)があり、ここには投資したことがあった。そのときは上村工業の存在を知らなかったので調査が甘かったということだろう。

 

【独断と偏見による現時点での評価(5段階)】

成長性   ☆☆☆

割安性   ☆☆☆☆

財務健全性 ☆☆☆☆

投資魅力度 ☆☆☆☆

 

 ※あくまで個人的な見解であり、投資を推奨するものではありません。この記事により損失が生じたとしても責任は負いません。投資は自己責任でお願いいたします。