投資狂日記

自由を追求するブログ

投資候補銘柄を物色中

子供たちとの夏休みイベントも一段落し、お盆期間中は家でくつろいでいる。

その時間を利用し、投資候補銘柄をもう一度選別し直している。最近発表されている決算を参考にしたり、四季報を丹念に読み直しているのだが、これまで候補としてきた銘柄と少し違う傾向で選ぼうと考えている。

 

これまでは成長性の高い銘柄を中心に選んでいた。自己資本比率が高くROEも高い企業でPERで見ると割高なものもあえて選んでいた。だが、米中貿易戦争などによる景気減速傾向が表れてくると、その成長性にもブレーキがかかる。最近の決算発表をみてもそうした傾向があり、株価が急落するケースも出ている。実際、持株の株価はさえないものが多くなっている。

 

こういう状況にあるとき、精神安定剤のように効き目があるのが配当や分配金だ。今のところREITは好調なのだが、なにより分配金のインパクトは大きい。さらに長期保有銘柄のうち増配が多かった銘柄は、投資元本にたいする配当利回りが10%を超えるものもあり、この安定的な収入は貴重な存在となっている。

 

そんなわけで投資候補を選別するにあたり、配当金に注目している。ただ、現状で配当利回りの高い銘柄を選ぶのではなく、増配傾向にある銘柄を選びたい。増配傾向にある企業は着実に業績を伸ばし、かつ、キャッシュを確実に稼ぐ企業でもある。財務基盤がしっかりしていなければ増配を続けることはできない。

そういう企業の株式を長期保有できれば配当金は着実に増加し、投資元本に対する配当利回りも向上する。そしてその間に株価も上昇していることが多い。

 

投資候補銘柄を絞り込む作業は大変ではあるのだけど、見方を変えるとそれまでとまた違ったことに気付いて意外な発見があったりする。またそれが楽しいのだ。