投資狂日記

自由を追求するブログ

悲しい現実

イスラエルハマスの衝突がさらなる紛争を招き拡大していくのか世界中が固唾を飲んで注目している。そしてウクライナとロシアの紛争と同じように一般市民に多くの犠牲が生まれている。

 

紛争の原因となるのは政治的な理由がほとんどだ。人によって政治的信条は異なるからある程度の対立は必然なのだろう。だが、日々の生活が脅かされるような対立を望む人はほとんどいないはずだ。

ロシアがウクライナに侵攻後、ロシアの兵員が不足するとプーチン大統領は国民を徴兵しようとしたが、徴兵を逃れようと大量の国民が国外へ脱出した。表向きは侵攻を支持していたとしても、内心は自分の生命や生活が脅かされることまで望んでいないのだ。穏やかな日々の生活に比べれば政治的信条などというものの優先度は低い。

 

にもかかわらず紛争が起き、犠牲者が出る。日々の穏やかな生活が破壊される。

なぜなのだろう。

 

潜在的な政治的対立を表面化させているのは政治的指導者だ。対立を煽り対決姿勢を表面化させるのは、政治的指導者としての地位を固めるためにすぎない。独裁者だけでなく民主主義であっても政治的指導者の支配欲というエゴが衝突を生み、それが一般市民を巻き込んでいく。

 

政治的指導者は一般市民を危険にさらしておきながら、自分自身はいつも安全な場所にいる。そして力を誇示し他者を威嚇することに躍起になっている。傍から見れば愚かで軽蔑に値するが、現実はそういう人物が権力を握っている。

悲しい現実だ。