投資狂日記

自由を追求するブログ

にわか雨の不運

今日の夕方、帰宅途中の最寄り駅を出ると雨が降っていた。台風の影響からか風も強い。昨日も雨が降ったりやんだりと変わりやすい天気だったので、少し待てば止むかもしれない、とは思った。だが、止むとは限らない。

 

しばらくは止まないと判断し、折りたたみ傘をさして歩き始めた。雨は強く吹き付け服がたちまち濡れ始める。だが、もうすぐ家にたどり着こうとするところで雨が次第に弱まり、雲の切れ間から太陽が出てきて、家に着いたときには見事に雨が上がっていた。

 

まさに不運だ。おそらく妻から言われる一言を想像していたが、それに対するこちらからの言い訳も準備していた。

 

玄関のドアをあけ、私の濡れた服を見た妻は一言、

「少し雨宿りしてればよかったのに」

と言った。思った通りだ。そこですかさず、準備していた言葉をぶつける。

「それは今になって言えることで・・・。先のことなんてわからないよ。」

これでおしまいと思ったが、思わぬ一言が返ってきた。

「そんなの天気予報アプリの雨雲レーダーみればわかるじゃん。」

「・・・。」

 

株式投資をしていると、この時期に買っていれば今頃は大儲けだという、捕らぬ狸の皮算用をよくしがちだ。だからこうした後講釈をしないように心がけている。そして将来を予想して、それが外れたとしてもすべて自分の責任として受け止める。

「雨宿りをしない」という判断も、雨が止まないと予想したためで、それがハズれれば仕方がない、運が悪かったと考える。投資のときと同じように考えたわけだ。

だが、天気予報は株式市場よりもはるかに予想できるものであることを思い知った。

 

その後、再び雲行きが怪しくなったが雨は降っていない。

今日は株式市場も大幅下落だったし、ツイていない一日だった。