今日から子供たちは学校が休校だ。私も自宅で過ごし、妻も今日はパートがない。なので家族のメンバーは休日でもないのに朝から一緒。どうも慣れない状況でソワソワした不思議な感覚だ。こんなことも数日で慣れるのだろうか。
政府による小中高の一斉休校要請は賛否両論あるが、新型肺炎拡大の深刻さを認識させるには効果的だったように思う。これで危機意識が高まり、パニックから冷静に対処しようとする機運に変化するかもしれない。
それが株式市場でも現れたのだろうか。今日は大幅に上昇した。先週のパニックのような下落からやや落ち着きを取り戻し冷静になろうとする意志のようにも思える。
前から何度もこのブログでも書いているが、株式市場の動きは短期的には感情の動きだと思っている。先週は新型肺炎が予想以上に拡大し経済的打撃が大きいと感じたことが株価の急落をもたらした。実際に経済的な損失が生じるだろうが、それが正確に株式市場に反映されているかはわからない。実態以上に下落しているのかもしれないし、もっと下落していないといけないのかもしれない。
このまま落ち着いてしまえばいい方向へ向かうのだろうが、世の中は思った通りにはいかない。これからも感情は揺れ動き、株式市場も揺れ動くに違いない。
子供たちが部屋で楽しそうに遊んでいる姿をみると、株式市場で揺れ動いて疲れた感情が癒される。こうした生活もたまにはいいかもしれないと思った。
