今回はシステナ(2317)をチェック。
ソフト開発支援が主力で自動運転・車載システムなど今後の成長が期待できる分野に注力している。
業績は好調で売上・利益ともにきれいに右肩上がり。ROEは約25%近くあり、自己資本比率も約60%で、年々向上している。こうした推移は経営がうまくいっている証拠だ。営業キャッシュフローもよく、財務は強固といっていい。キャッシュは潤沢で配当性向も40%をメドとしている。
株価は10年来高値を更新しており、PERは約35倍と割安感は乏しい。配当利回りも1%をわずかに上回る程度しかないが、配当は増加傾向にあり、この好業績が続けばキャピタルゲインとインカムゲインをバランス良く狙えるかもしれない。成長が期待できる分野だけに競争も激しいため、何らかの形で躓いたとき株価が大きく下落する可能性もある。継続的にウォッチして、株価が安くなったときを狙うべきか。
【独断と偏見による現時点での評価(5段階)】
成長性 ☆☆☆☆
割安性 ☆☆
財務健全性 ☆☆☆☆
投資魅力度 ☆☆☆☆
※あくまで個人的な見解であり、投資を推奨するものではありません。この記事により損失が生じたとしても責任は負いません。投資は自己責任でお願いいたします。