投資狂日記

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【銘柄チェック】三協フロンテア(9639)

今回は三協フロンテア(9639)に着目。

ユニットハウスの製造と販売、レンタルを事業としている。コロナ禍で仮設の医療施設などで注目。

ユニットハウスはリユース性が高く施工期間が短いという特徴がある。仮店舗や仮事務所といった仮設のみならずオフィスや店舗、倉庫などの本建築も増加している。

業績は売上・利益ともに成長している。粗利率は約42%で安定しており営業利益率は15%前後。ROEも約13%あり収益性は高い。営業キャッシュフローも安定しており財務内容は問題ない。配当は成長に伴って増加しており、配当利回りは3%を超える。

 

株価を見るとPERは10倍を下回っている。着実に業績を伸ばしていることからすれば割安な水準とも思える。年明け以降株式市場が軟調な中、株価は大崩れせず比較的安定している。業績は堅調だが長期的に成長するのは難しいと市場は評価しているのだろうか。確かに人口が減っている現状で、日本国内だけでは成長に限界があると思われても仕方がない。中国や東南アジアに進出しているが、まだ業績への貢献度は少ない。海外展開がより鮮明になればまた評価は変わってくるかもしれない。

 

今日、2022年3月期の第3四半期決算が発表されたが、同時に業績予想の上方修正も発表された。期末配当の増配もありうるかもしれない。ただ、資源価格が高騰しており、今後の利益を圧迫するおそれがある。

 

【独断と偏見による現時点での評価(5段階)】

成長性   ☆☆☆

割安性   ☆☆☆☆

財務健全性 ☆☆☆☆

投資魅力度 ☆☆☆

 

 ※あくまで個人的な見解であり、投資を推奨するものではありません。この記事により損失が生じたとしても責任は負いません。投資は自己責任でお願いいたします。