投資狂日記

自由を追求するブログ

安定という幻想

人はいつも安定を求めている。安定しているということは将来予測が容易で対応しやすいからだ。でもその安定を求めているということは、逆にいえば現状は常に不安定で変化しているということでもある。不安定であるからこそ安定を求めている。

 

安定していると思っていてもそれは束の間で、周りはいつの間にか大きく変化している。そして気付けば変化に取り残され、否応なくさらに不安定な状況にさらされることになる。

 

今、安定した状態にあると思っていても実は不安定な状況になっているのかもしれない。変化は大きかったり小さかったりするし、急激だったり緩やかだったりする。

安定が続いていると常識が出来上がるが、その常識がいつまでも通用するとは限らない。その常識に違和感があると気付いたときにはすでに世の中は変化している。

 

安定なんて幻想なのだ。常に変化しているのだから、変化を打ち消して安定しようとするより、変化に乗っかったほうがいい。そう思っている。