投資狂日記

自由を追求するブログ

【読書記録】「働き方2.0 VS 4.0」橘玲 著

もうすぐ平成が終わる。この平成の間はインターネットによって社会が大きく変化した。その変化によってこれまで常識とされてきたものの非合理さや理不尽さが浮き彫りになっている。働き方というのもその一つだ。終身雇用・年功序列という日本的雇用が日本企業の強みだとされてきたが、それはもはや幻想にすぎない。でもいまだにその幻想を見続ける人もいるし、幻想であることを見て見ぬふりをする人もいる。

 

でも変化に対応するには自分も何かしら変化しないといけない。そして一歩踏み出すには、万全とはいえなくてもある程度の準備はいるし、ちょっとした勇気もいる。でも以前に比べいろんなハードルは低くなっている。「好きなことで生きていく」ことは不可能ではない。それでもおそらく実際に行動に移す人は圧倒的に少ないのだろう。

 

「働き方」というのは同時に「生き方」でもある。どう働くかを考えるのはどう生きるかにつながっている。今の働き方に何か理不尽なものを感じているなら、この本は参考になるだろう。