先日、ロゼッタの決算発表があった。内容自体は悪くはなかったが、市場の期待ほどではなかったためか、株価が大幅に下落した。上昇を期待していただけに思惑が外れたかたちになった。
こういうことはよくあることだからあまり気にしないのだが、今日の株価下落という市場の反応について市場の期待と自分の期待のズレについて考えた。
決算の内容について、人によって捉え方は異なる。どういう時間軸で考えているかによっても変わってくる。今日の市場の反応は決算発表後の短期的なものといえるだろう。私は決算内容から株価が上昇すると予想していたが、市場は逆だった。短期的な思惑では私は間違ったということだ。
だが、時間軸を長くして考えたらどうだろうか。長くするといっても1週間なのか1か月なのか1年なのかで考え方も変わる。決算の内容が期待ほどではなかったにせよそれなりにいい結果であるなら、やがて株価が持ち直すということは十分考えられる。そうと考えるなら、今日の下落はむしろ絶好の買い場となる。
そこで、今日は追加で100株を信用でナンピン買いした。信用取引の分は現物と違ってある程度利益が出れば売るつもりでいる。だが利益がどれくらいの期間で出るかは当然分からない。そもそも投資に正解なんてない。
これが傷口を広げかねないことはわかっている。それでも市場の期待と私自身の期待は違うし、投資においては私の考えを反映させたいとも思うのだ。
さて、吉と出るか凶と出るか。