先週、健康診断を受けてきた。会社を辞めて独立しても健康は大事なので欠かさず受けようと思っている。特に昨年はあまり体調がいいとはいえず、体重も結構減ってしまっていたので、今年にどうなっているか気になっていたこともある。
だが基本的にこういう検査というのは嫌いだ。バリウム検査も嫌だし、とくに採血が苦手だ。血を見るのが本当にダメなのだ。
そんな嫌なことも乗り越えて検査を終えて、大きな問題はなかったことにほっとした。体重もちょっと戻ったし、視力も思ったほど悪くなかった。いつか何かに引っかかるようになると思っているが、そういうことを想像したくないのも確かだ。
検査で何でもなかったからといって、別に寿命が延びたわけでもない。少なくともすぐに死ぬ確率が少ないだけだ。
考えてみれば、企業の決算もその企業の健康状態を表しているともいえる。年ごとの推移をみれば何か重要な変化を見つけるかもしれない。
私はあまり体が丈夫なほうではないが、投資で企業を選ぶ際にはその企業の体力というのは重要だと思っている。企業の体力といってもいろんな考え方がある。財務的基盤が強固であったり、ブランド力があったり、企業規模が大きいということもあるかもしれない。私は、その企業にはどんな強さがあって、その強さはどれくらいの期間維持できるものなのかを考えるようにしている。
先週に株価が急落したが、本当に強い企業というのは一時的にへこんでもじわりじわりと盛り返す力を持っている。だからこういう株価急落時には強い企業を見つけるチャンスでもある。