投資狂日記

自由を追求するブログ

ユリウス・カエサルの名言

今、塩野七生著の「ローマ人の物語」を読んでいる。歴史ものはもともと好きで、日本史のみならず中国古代の歴史ものも読むが、この「ローマ人の物語」も面白い。

 

そして最も魅力的な人物といっていいユリウス・カエサルの時代のところを読み終えた。

このカエサルが遺した名言に以下のようなものがある。

 

”人間ならば誰にでも、現実のすべてが見えるわけではない。

多くの人は、見たいと欲する現実しか見ていない。”

 

今、まさに見たい現実しか見ていないのかもしれない。

知らず知らずのうちに現実から目をそらし、状況が悪化しているのに気づかぬふりをしていることはないだろうか。

 

投資をしていると、しばしば「予想」というより根拠の薄い「期待」をしていることがある。そういうときは大抵失敗する。しかもただ単に運が悪かったとしか思わなかったりしてしまう。

 

歴史上の人物の名言は、本質をついているからこそ今でもあてはまる。

耳に痛い言葉でもあるけど、肝に銘じておきたいことだと思う。