投資狂日記

自由を追求するブログ

「GAFA」の巨大化という歪み

アップルが新型iPhoneを発表した。この売れ行きがどうなるかまた話題になるのだろう。

このアップルをはじめグーグル、フェイスブック、アマゾンのいわゆる「GAFA」の株価が上昇し、時価総額が米主要500社のうち約13%を占めるまでになっているという。

 

現在の米国株は好調なのもこの「GAFA」によるところが大きい。だが、この少数の企業に集中してしまっている現象は、果たしてどうなのだろう。

 

かつて急成長が期待できる国として、ブラジル・ロシア・インド・中国の頭文字で「BRICs」と呼ばれたことがあった。また同じように「GAFA」なる呼称が出てきていることは、何か終わりの始まりのような気がしてならない。

 

たしかに成長の期待は大きいけど、何か危うさを感じる。GAFAのライバルになりそうな企業がでてきたらM&Aで取り込んでしまい、その結果ますます集中度が増していく。投資資金も集中し、株価は押し上げられる。アマゾンのPERは100倍を超えているというし、バブル的なものを感じるのだ。

 

どんなに勢いが盛んであってもいずれ必ず衰える。「GAFA」も春の夜の夢もしくは風の前の塵となるのだろうか。

いずれにしろこの世のすべては絶えず変化していく。

その変化がいつ来てもおかしくないのだ。