投資狂日記

自由を追求するブログ

中銀ウィーク

今週は中銀ウィークだ。日銀の金融政策決定会合でマイナス金利が解除されるのか、米連邦公開市場委員会FOMC)で利下げはあるのか、といったことが注目されている。

 

その内容によって為替が動き、株式市場も動くことになる。とくに今回は今後の趨勢に影響を与える可能性があり、市場の動向の潮目が変わる局面となりうる。

 

報道によれば日銀がマイナス金利を解除する可能性は高そうだが、同時に金融緩和の状態は維持されるだろう。だとすれば為替は円安方向になり、株価は上昇するかもしれない。

ただ、今回はFRBの動向のほうが気になる。こちらの影響のほうが大きく、為替や株価が敏感に反応するかもしれない。利下げの見通しによっては円高へ振れることもあるだろう。

 

こういう時、どうすればいいのか判断に迷いがちだが、一番いいのは全く動かないことではないかと思っている。というのも、ジタバタしたところでどうにかなるものでもない。自分ではどうにもならない「定数」に力を注ぐのではなく、自分でなんとかできる「変数」に注力することだ。

 

ちょうど新しい会社四季報が発売される。中銀ウィークで世間が騒がしく動いているときに、静かに会社四季報を読み込むほうがよっぽど有意義だ。

ちょうど春分の日という祝日もあるし、相場とにらめっこするのではなく、桜が開花するかどうか外を眺めるゆとりがあるくらいでいい。