投資狂日記

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東証にアクティブETFが上場したってよ

東証にアクティブETFが上場した。

これまで指数に連動するパッシブ型のETFしかなかったが、運用会社が独自に選んだ銘柄で構成するアクティブ型のETFが加わる。昨日6本が上場したが、今後さらに拡大していくのだろう。

 

ETFのメリットは、市場で売買できるため証券会社や銀行などへの販売手数料が不要であり、非上場の投資信託よりも低コストで運用できることだ。そして、機動的に売買できるメリットも大きい。

裏を返せば、非上場のアクティブ投資信託は今後販売が苦しくなるかもしれない。アクティブ投資信託の多くはETF化されていくようになるのではなかろうか。

そしてもし市場で人気がなく売買が少ないとなれば淘汰されやすくなるだろう。

 

ただ、投資家からみてETFとしてのメリットはあっても、アクティブであることのメリットを享受できるかはわからない。パッシブ型が普及ししている中で、どれくらい存在感を発揮できるのだろう。

昨日上場した6本のアクティブETFはそれぞれ個性的ではあるが、どんな成績となるか興味はある。

ただ、アクティブETFに投資することよりも、そのアクティブETFがどんな銘柄を選定しているかのほうが参考になるかもしれない。例えば、今後自分と同じような選定基準のアクティブETFを見つけ、そのアクティブETFが選んでいる銘柄を参考にして個別株投資するということも考えられる。自分だけでは発見できなかった銘柄があるかもしれないし、調べる手間を減らすことにもつながる。

 

もちろんアクティブETFを買ってしまうこともありだが、どうせアクティブにするなら自分自身で銘柄を選んでポートフォリオを組んだほうが投資として面白いのではなかろうか。