投資狂日記

自由を追求するブログ

オプション取引という知的ゲーム

あまり注目されていないようだが、今日から日経225マイクロ先物と日経225ミニオプションの取引が始まった。

 

日経225マイクロ先物は、日経225先物を100分の1にマイクロ化したものだ。これまで日経225先物を10分の1にした日経225先物miniがあるが、さらに小口化したものが登場したことになる。

また、日経225オプションを10分の1にした日経225ミニオプションも登場した。取引サイズが小さくなったことで必要とされる資金量も少なくなる。

 

私は以前にオプション取引にのめり込んだことがあるが、必要とされる資金量が多く、取引規模が大きいために損益額も大きくなってしまい、何度も試行錯誤する余裕がなかった。だが、オプション取引がミニ化されたことでまた試してみようかと考えている。

 

アメリカと違い、日本のオプション取引はもともと活発とはいえない。事実上市場として成り立っているのは日経225オプションだけだ。しかもそれすら流動性があるとはいえないという有様だ。ミニ化されたことで取引が活発になるかどうかがカギとなる。

 

オプション取引というのは、まずその仕組みを理解しないといけないが、その仕組みを知れば知るほど奥深さに興味をそそられる。特に数学が得意な人にとっては馴染みやすいはずだ。

 

そして魅力的である一方で、リスクもある。

一歩間違えば多大な損失を被り、人生が終わりかねない破壊力さえある。

それくらいギャンブル性があるともいえるが、最大の魅力はそのギャンブルの胴元のようになれるということにある。

オプションを買うということは宝くじや保険を買うことと似ている。当たると大きいが、その当たる確率は低い。一方、オプションの売りは宝くじや保険を売る側のようなものだ。収益は小さいが、儲ける確率は高い。ただし、低い確率だがとてつもない大損をすることがある。このオプションの買いと売りの性質を利用してリスクを管理しつつ収益を上げることになる。

まさにオプション取引は知的ゲームでもあるのだ。

 

日経225ミニオプションの取引状況をみて、参入を検討してみたい。